かぐら坂 志満金の、幕の内 利休が最高過ぎた / 東京 神楽坂 1869年創業 (明治2年)

新宿区の北東部にある神楽坂。その名の由来は諸説ありますが、そのどれもが神楽にちなんだもの。花街として栄えたこの街にも、複数の老舗が残っています。

1869年創業、夏目漱石・泉鏡花の作品にも登場した 志満金

飯田橋駅から徒歩2分ほどの場所にある 志満金。1869年(明治2年)に創業した同店は、元々”島金”という屋号で、昔は牛鍋や西洋料理も出されていたそうですが、現在では界隈を代表する鰻屋さんであり、日本料理の老舗店です。

そんな志満金さんの外観はこちら。高級感がひしひしと伝わってきますね。

志満金さんといえば鰻ですが、メニューはこんな感じ。

とはいえ、今回は幕の内を食べに来たんです。とっても豪華と聞いておりまして。店内にはパンフレットも置いてありました。パンフレットの1ページ目には歴史も簡単に記載されていました。 今回頼んだ幕の内は、こちらの利休。かなり良いお値段なのですが、一度食べてみたかったんです。 まずはお刺身でスタート。 お椀はこんな感じ。お魚、山菜、生麩と豪華!!! そして運ばれてきました、幕の内。全部美味しそう過ぎる!!!

こちらは白和え的なもの。

焼き物、なます等々。一品一品味付けが繊細で凄く美味しい。

こちらは西京焼き。焼き加減が絶妙!

下の段にいって、天ぷら。
炊き合わせと来て、

一番右下に鎮座するのが、志満金自慢のうな丼。こちらも味付けが繊細!
デザートも付いてきます。事前にフルーツが苦手、と伝えていたら、抹茶アイスに変更してくださいました。 〆にお抹茶とお饅頭。満足感高過ぎる…。

冒頭に記載しましたが、志満金さんは夏目漱石や泉鏡花の作品にも登場した名店。出てくる料理はどれも繊細で美味しかったですし、空間も接客も程よくって凄く過ごしやすかったです。何年も通っていらっしゃるお客さんも沢山いらっしゃるようで、常連の方とお店の方が話し込む様子も聞こえてきました。常連の方が帰り際に、「うるさくしてごめんね!」と声をかけてきてくれたのですが、なんかそういうコミュニケーションが許される感じが素敵だなぁと。何かの機会にまた使いたいと思います。

———かぐら坂 志満金 (しまきん) 基本情報———-
〇創業年 1869年創業 / 明治2年創業
〇営業時間
11:00~22:00 (L.O.21:40)
※年末年始・お盆期間定休
〇住所
東京都新宿区神楽坂2-1
(ぐりなび)⇒志満金(神楽坂/割烹) – ぐるなび

3件のコメント

  1. はじめまして!
    40代50代60代が気軽に集える大人の社交場シニアサークルアイビーの代表勝又悠友紀と申します。
    老舗食堂様に掲載されてる「かぐら坂 志満金」さまの紹介文章を引用させていただきたくご連絡致しました。
    引用NGでしたらすぐに削除いたしますので一度ご確認いただけますでしょうか。
    お忙しいところこのような内容でコメントを残させていただき本当に申し訳ござません。
    何とぞよろしくお願い致します。

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