埼玉県西部から北西部にかけての秩父郡は、江戸時代は幕府領で、郡発足当初は秩父市全域や飯能市・比企郡の一部等を含んでいましたが、現在は横瀬・皆野・長瀞・小鹿野（おがの）町・東秩父村の4町1村が属しています。小鹿野町は、両神山（りょうかみさん）や二子山（ふたごやま）等の名峰を擁し山野草が多く自生する自然豊かな町で、江戸中期以来の地芝居“小鹿野歌舞伎”で知られています。町名は日案中期編纂の“和名抄”記載の“巨香郷（こかのごう／おかのごう）”転訛とされ、日本武尊（やまとたけるのみこと）が“小鹿の野原”と称したとの古代神話も伝わっています。1869年（明治2年）の上小鹿野村から小鹿野町への改称以来は2度の近隣諸村合併を経て2005年（平成17年）に両神村と合併して現町となりました。しゃくし菜漬・わらじかつや銘菓（古代秩父練羊羹・小鹿野こいし等）の名物があり、秩父鉄道秩父駅・三峰口から路線バスの山間ですが、歴史ある町内には老舗の飲食店・和菓子店などが複数残っています。

1924年創業、メディアに良く取り上げられる小鹿野こいしを製造販売する 八宮松雪堂 (はちみやしょうせつどう)

町立病院前のバス停から徒歩1分ほど、秩父駅から車で30分前後の場所にある 八宮松雪堂。1924年(大正13年)に創業した和洋菓子店です。代表銘菓である小鹿野こいしは、様々なメディアで取り上げられている大人気商品となります。

という、小鹿野こいしを頂きました。
パッケージ裏側です。ジャンル的には焼き菓子で、ソフトクッキーとなるそうで、生地に山芋が入っていることが特徴です。
中身はこんな感じです。しっとりした焼き上がりとクリームのバランスがとても良い。

こんな紙も入っていました。小鹿野こいし以外にも気になるものが沢山。マドレーヌ・レモンケーキはフォントが可愛いですね。

小鹿野こいしは、独特の食感とどこかで食べたことがあると感じる懐かしい食味がとても美味しかったです。落ち着いた気持ちになれますね。テレビによく取り上げられる理由がわかった気がします。店舗にもいつか遊びに行きたいなぁ。

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———八宮松雪堂 基本情報———-
〇創業年　1924年創業 / 大正13年創業
〇営業時間
・9:00-18:00
※水曜日 定休日
〇住所
埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野１８８２
（公式サイト）⇒ 八宮松雪堂