野毛おでんで、おでん晩御飯 / 神奈川 横浜・関内 1903年創業 (明治36年)

行政機関や企業が集積する横浜市中区は、山下公園・港の見える丘公園・横浜中華街・元町・伊勢佐木町などの繁華街や行楽・観光地を擁す横浜の中心地の一つ。関内・桜木町地区を中心に老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが数多く点在しています。

1903年創業、おでんを作り続けている 野毛おでん

関内駅から数分の距離にある野毛おでん。1903年(明治36年)に、元々は横浜港で働く方向けの屋台としてスタートし、大正に入ってから現在の地にお店を構えて、1年中おでんを提供するお店を続けられています。

こちらが店舗外観。伺った日はたまたま外壁の工事日で、足場が組まれていました。
19時過ぎにお伺いすると、寒さも相まってかほぼ満席。一席空いているカウンターに通して頂けました。
カウンター越しに見えるおでん種達。これはそそりますね…。
初めてのお店で悩んだときは、お薦めっぽいやつを頼むに限ります。ということで、おでん盛り合わせを1人前と、瓶ビール(ノンアル)をオーダー。
まずは突き出しが出てきました。魚を揚げたものが、みぞれ的なスープの中に入っています。 拡大した図。突き出し食べて、美味しさを確信。この店は凄そう! 突き出しを食べていたところ、お任せ1人前がやってきました。ちくわぶ、練り物系2つ、豆腐、そして卵。味がしっかりと染みていて美味しいです。
ついでにシャコのお刺身もオーダー。これは名物だから、ではなく、私が食べたかったからのオーダーです。付け合わせのワカメもとっても美味しかった。 野毛おでんといえば大根、ですが、盛り合わせには入ってこなかったのでオーダーしました。大根1本から2-3個しか取れない貴重な背の高いおでん。味の染み具合がヤバい。

大根と共に昆布もオーダー。最高級日高昆布を具材にしてしまう太っ腹振り。昆布ってなんでこんなに美味しいんでしょう。

寒い季節におでんはド定番だと思いますが、そのおでん屋さんの中でも、自分の中でまた一つ定番のお店が出来た気分です。
昔ながらの店内で、ビール片手におでんをつまんでいると、どこかの時代にタイムスリップした気持ちになれます。味だけでなく、雰囲気含めて横浜の文化財にしてよいのではないか、と思えるお店でした。

———野毛おでん 基本情報———-
〇創業年 明治36年 / 1903年創業
〇営業時間
11:30~14:00(L.O.)
17:00~21:00
※日曜日 定休日
〇住所
神奈川県横浜市中区吉田町2-6
(食べログ)⇒野毛おでん (のげおでん) – 関内/おでん [食べログ]

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