西村衛生ボーロ本舗のエイセイボーロ・プチボーロ / 京都 京都市中京区 1893年創業 (明治26年)

鴨川・堀川・高瀬川等が流れる京都市中京区(なかぎょうく)は、昭和初期に旧上京区南部と旧下京区北部とが合併して生まれました。染物・京友禅(きょうゆうぜん)産地として知られ、二条城・本能寺等の名所旧跡や祇園祭・時代祭・鴨川をどり等の年中行事が多くの観光客を集め、花街・歓楽街の先斗町(ぽんとちょう)や京都独特の生鮮食材・乾物・漬物・おばんざい等の専門店が集まる錦市場(にしきいちば)が賑わっています。区内各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。

1893年創業、刀屋が転身して立ち上げられた 西村衛生ボーロ本舗

丸太町駅から徒歩5分ほど、京都駅から車で15分前後の場所にある 西村衛生ボーロ本舗。元々刀屋をしていた西村家は明治維新後武士の帯刀が禁止となったため転身し、1893年(明治26年)に初代となる西村元吉氏が、西村衛生ボーロ本舗を創業されています。創業当時は疫病が流行っており、衛生的で消化の良いお菓子を、という想いから衛生を名に付けた衛生ボーロを製造販売されています。屋号は刀屋当時のものを引き継ぎ、尾張屋と名乗られています。

という、西村のエイセイボーロです。北海道産馬鈴しょでん粉使用です。
パッケージ裏側です。原料から製造工程まで添加物を一切使用しないでつくられる100%ナチュラルフードです、とあります。小さい子にも優しいお菓子ですね。 取り出した図です。この丸い形にするため、創業当時は鉄板の上でコロコロと転がして整形していたそうです。

別の日に、プチボーロを発見したので購入してきました。

裏側はこんな感じです。

一つ取り出した図。

お皿に開けました。形はおんなじですねw。

西村衛生ボーロ自体は食べるの初めてだったのですが、いわゆるたまごぼーろと同じ食べ物なので、懐かしく食べられました。そのままだと喉乾いちゃいますが、お茶なりの飲み物と一緒だと無限に食べられる飽きの来ない味ですね。なんだか童心に帰れましたw。

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———西村衛生ボーロ本舗 基本情報———-
〇創業年 1893年創業 / 明治26年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
京都府京都市中京区間之町二条上ル夷町580番地
(公式サイト)⇒ 株式会社 西村衛生ボーロ本舗(公式ホームページ)

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