三輪山勝製麺の葛入り手延べ生そうめん / 奈良 桜井市 1804年創業 (文化元年)

奈良県中部(中和地域:大和国中部)の桜井市は、1956年(昭和31年)に磯城郡桜井町が同郡大福村・香久山村を編入して市となり、昭和中・後期3回の近隣町村間での編入・転出で現市域となりました。桜井の地名は第17代履中天皇が賞した清水“桜の井”(複数箇所に存在)に由来するとされ、起伏に富んだ地形から“さ(接頭語)くら(鞍)い(井)”語源説もあります。大和出雲人形・鼈甲細工等の伝統品や三輪素麺・荒神の里の笠そば・吉野葛・大和野菜・蜜柑・銘菓(みむろ最中等)・醤油・ソース・清酒・茶粥等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品会社・醸造所(醤油・清酒)・旅館などが多数残っています。

1804年創業、農閑期の副業として麺作りを始めた 三輪山勝製麺

脇本のバス停から徒歩12分ほど、大和朝倉駅から徒歩21分ほどの場所にある 三輪山勝製麺。1804年(文化元年)に、初代となる与八氏が農閑期の副業として素麺作りを始めたのが創業です。その後2代目・勝二氏、3代目・勝太郎氏へと引き継がれ、1889年(明治22年)に山勝製麺所が設立されています。

という、三輪山勝製麺の葛入り手延べ生そうめんを購入しました。素麺なのに生って珍しいですね。
パッケージ裏側です。2分茹でれば完成で、この辺りは一般的な素麺とあんまり変わらないですね。
パッケージを開けました。素麺よりやや太めな印象を受けますが、これは乾燥させていないからな気がします。 茹で上がりの図です。見た目は普通の素麺と大きく変わらないですが、麺の艶やかで輝いて見えます。

生タイプの素麺は初体験でしたが、乾麺と比べて麺のツルツル感ともっちり感の同居が楽しめて美味しかったです。ただこれは、生だからだけでなく、油を使わずに葛を入れている影響もありそうです。今回は生タイプを購入しましたが、次は一筋縄ブランドの乾麺も買ってみたいです。違いを楽しみたいですね。

↓パッケージが変わっておりますが、半生そうめん(名称が変更された?)は楽天でも購入できますよ。

 

———-三輪山勝製麺 基本情報———-
〇創業年 1804年創業 / 文化元年創業
〇営業時間
・9:00-17:00
※年末年始 定休
〇住所
奈良県桜井市黒崎702
(公式サイト)⇒ 一筋縄の三輪山勝製麺は天日塩と吉野葛でツヤと喉越しが違います

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