三谷製糖羽根さぬき本舗の和三盆糖、優しく甘くて美味しい / 香川 東かがわ市 1804年創業 (文化元年)

香川県東端(東讃地域)で高松市と徳島市とのほぼ中間に位置して、北東が瀬戸内海に臨む東かがわ市は、江戸時代は高松藩領で、大半地域が千年以上に亘り大内郡と称されており、2003年(平成15年)に大川郡引田町・白鳥町・大内町が合併して発足しました。主要産業は国内生産の90%を占める手袋製造で、旧・引田町はハマチ養殖の発祥地です。パセリ(大内地区)・砂糖きび(引田地区)・水主(みずし)米・養殖発祥のハマチ(ひけた鰤)・ちりめん・煮干し・海苔・和三盆糖・銘菓(和三盆の羽根さぬき・ぶどう餅・茶の友等)・醤油・ソイソルト・もろみうどん等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・醸造所(醤油)・宿泊施設などが残っています。

1804年創業、江戸時代の讃岐和三盆製法を唯一引き継ぐ 三谷製糖羽根さぬき本舗

馬宿東のバス停から徒歩1分ほど、引田駅から車で5分前後の場所にある 三谷製糖羽根さぬき本舗。1804年(文化元年)に創業された和三盆の専門店です。江戸時代、讃岐には讃岐三白と呼ばれる、綿・砂糖・塩の3つの名物がありました。その砂糖に当たるのが讃岐和三盆糖であり、高松藩に管理され献上品として利用された世に出回らない高級品となっていました。そんな讃岐和三盆糖は製法が門外不出とされ、江戸期からその製法を守り続けているのは三谷製糖羽根さぬき本舗となっているそうです。

という、三谷製糖羽根さぬき本舗さんの入り口です。門構えが凄い。
中に入ると、売店の道案内看板が立っていました。
で、店舗の入り口がこちらです。雰囲気があってとてもカッコ良い!

店内に入りました。売店自体はそこまで大きくないですが、商品が沢山並んでいます。
型押しタイプの和三盆、可愛いですね。
ということで、買ってきました。小さいサイズの和三盆糖のお菓子です。
裏側です。香川県産の讃岐和三盆糖が使われています。
中身はこんな感じ。丸いのは羽根さぬきという、口に入れた時にサラッと溶ける感じ、本当に大好き。

パンフレットも頂いてきました。讃岐三白のお話が書かれています。と、和三盆糖は、高松藩士だった平賀源内が製造を担ったことでも知られていますよね。 製造風景の写真もありました。砂糖が輸入ものしかなかったため高額だった江戸時代に、高松でサトウキビを育て始めたのが始まりです。今も地元産のサトウキビで作られています。和三盆糖のお菓子は、着色料を除いて和三盆100%で出来ている、言い方を変えると砂糖100%みたいなお菓子なのですが、精製された砂糖と違い甘さがまろやかで、甘すぎず、口当たりもなめらかで本当に美味しいのですよね。未体験の方は是非一度食べてみてください。

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——三谷製糖羽根さぬき本舗 基本情報———-
〇創業年  1804年創業 / 文化元年創業
〇営業時間
・9:00-18:00
※1/1-1/3 定休日
〇住所
香川県東かがわ市馬宿156-8
(公式サイト)⇒ 【公式】創業200年 和三盆の作り方・通販なら|三谷製糖羽根さぬき本舗

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