大阪市中央区は、大阪の伝統的業務地区で、1989年(平成元年)に110年間続いた旧東区と旧南区とが合併して生まれました。旧東区地域は谷町筋の東側が大阪城・難波宮跡や官公庁街で、北東端の城見には弁天島再開発の大阪ビジネスパークがあり、西側は各種産業の大企業本社が軒を連ねるオフィス街です。旧南区地域は堺筋の東側が問屋街と寺町で西側は心斎橋や道頓堀・千日前・宗右衛門町など難波(ミナミ)の繁華街です。歴史と伝統の町の中に老舗の飲食店・和菓子店などが多数残っています。
1776年頃創業、大阪名物うどんすきを産み出した 美々卯(みみう)
淀屋橋駅から徒歩5分ほど、梅田駅から車で10分前後の場所にある 美々卯本店。1776年頃(安永5年)に、料亭・耳卯楼を創業したことが始まりです。1925年(大正14年)に薩摩平太郎氏が美々卯を立ち上げ、1928年(昭和3年)に看板商品である うどんすきを考案されています。魚を使ったすき焼き・魚すきの残りにうどんを入れたところ美味しかったことから、商品化されたそうです。
という、美々卯(みみう)さんの外観です。帰り際の遅い時間に撮った写真です。雰囲気ありますね。
訪問時の写真はこんな感じ。夏の17時なのでまだまだ明るかったです。
暖簾をアップで。オフィス街に突然出てくる落ち着いた雰囲気のお店で、周りの風景含めて凄く素敵です。
見づらいですが、看板です。うどんすき単体4070円と、お料理が付いたコースの紹介になっています。
店内には昔の建物を描いたと思われる絵も飾られていました(サインが1996なので、本店ではなく別のお店なのかな?)。
店内に入ると、もう一度玄関をくぐって離れっぽいところのお部屋に行きます。
今回予約時点で、うどんすきをオーダー済みだったので、追加で蟹だけ頼みました。
で、出てきたうどんすきです。美々卯(みみう)のうどんすきは、お取り寄せでしか食べたことが無かったので、お店では初です。この見た目に憧れてたんですよねぇ。
もう少し別角度から。この出汁にうどんと、具材を投入していきます。
こちらがお出しです。香りが芳醇で、この時点でもう美味しかったですw。
まずはうどんを投入します。
で、その上に肉、野菜の順で入れていく感じです。
ある程度入れ終わったらグツグツします。
いやー、美味しそうだなぁ。
野菜が煮えたら小皿に取り分けて食べます。あぁ、夢にまで見た味。ほんと旨い。
薬味セットもあるので、味変も可能です。
途中海老が運ばれてきました。ボイルか生か、と聞かれたので、生をチョイスして運ばれてきたのがこちらです。生きている海老をそのまま入れるので、めっちゃ跳ねますw。こだわりがない人はボイルが良いのではと思いました。
追加のカニも。しゃぶしゃぶして食べましたが、ほんと美味しかったです!
私うどんすきが昔から大好きで、実家で良く食べていました。今回家族で行ったのですが、関東生まれアメリカ育ちの奥さんはうどんすき自体食べるのが初めてで、もしや関西から東海エリアぐらいまでしか食べないものなのかしら?それは良いとして、家族もお気に入りの味となったので、今度はお取り寄せもしたいなぁと思います(お取り寄せはホームパーティー的なもので食べたのですが、そっちもめちゃくちゃ美味しかった!)。
———美々卯(みみう) 基本情報———-
〇創業年 1776年頃創業 / 安永5年頃創業
〇営業時間
・11:30~15:00(うどんすきL.O. 14:00)
・17:00~21:00(うどんすきL.O. 20:00)
※日曜・祝日 定休日
〇住所
大阪府大阪市中央区平野町4-6-18 御霊神社西裏
(公式サイト)⇒ 麺類日本料理 美々卯(みみう)