海苔の三國屋、有明海産 初摘み海苔使用 味のり / 広島 広島市西区 1918年(大正7年)創業店にルーツ

広島市の西半分を占める広島市西区は、古くからの住宅地で、その間に寺社が点在。江戸時代に盛んだった“たたら製鉄”以来の伝統で国内製針の9割を占める広島針(手縫い針)で知られています。広島市中央卸売市場や広島市西部物流センター(通称商工センター)が立地する一方で自然散策コースもある区内には、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が複数残っています。

1918年創業、海苔養殖の網元として始まった 海苔の三國屋

新井口駅から徒歩18分ほど、広島駅から車で25分前後の場所にある 海苔の三國屋。江戸中期に三村家が海苔の養殖綱元として商いを始めたことがルーツにあり、1918年(大正7年)に海苔・水産物の荷受け会社 東洋水産を立ち上げたことが始まりです。その後、広島魚市場株式会社と合併、海苔養殖業に専念、海苔加工会社・藝州 三國屋等を経て1969年(昭和34年)に現在の社名・株式会社三國屋をとして設立されています。

という三國屋さんの味のりが売っていたので買ってきました。有明海産 初摘み海苔使用の文字が眩しい…!

横からの図。味付けは、砂糖・醤油・味醂・食塩・昆布・干しエビ・かき煮汁・削り節・唐辛子です。かきの煮汁が入っているのが、広島っぽくて良い!

こちらは成分表。化学調味料不使用の文字も。

一枚取り出した図です。味やや濃いめの海を感じる味でとっても美味しかった!

上部に書き忘れましたが、広島は元々海苔養殖が盛んな場所で、かつて収穫高が1位に輝いたこともあります。が、埋め立てや温暖化の影響もあり、広島そして瀬戸内での海苔作りは、激減してしまっております。今は三國屋さんも有明海産の海苔がメインになっていますが、いつか広島産の海苔で作ってもらえる日が来ると嬉しいなぁ。

↓三國屋さんの味のりは、楽天でも購入できますよ。

 

——-海苔の三國屋 基本情報———-
〇創業年 1918年創業  /  大正7年創業店にルーツ
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
広島県広島市西区商工センター1丁目11-4
(公式サイト)⇒ 海苔の三國屋

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