クルメキッコーの杉桶九州うまくち丸大豆醤油 / 福岡 久留米市 1874年創業 (明治7年)

福岡県南部で筑後地方の久留米(くるめ)市は、県人口で第3位の筑紫平野最大の都市で福岡市のベッドタウンともなっています。地名由来には、上古の大陸渡来機織り工人集団“呉部(繰部、くりべ)”居住地説・同集団の呼称“呉姫(くれひめ)・呉女(くれめ)・繰女(くりめ)”転訛説・筑後川蛇行による“くるめく(転く)”転訛説等の諸説があります。江戸時代は有馬氏の久留米藩の中心地でした。ブリヂストン創業地で生産拠点であり、靴等のゴム加工品企業の工場が多く所在しています。久留米絣・久留米籃胎(くるめらんたい)漆器の伝統工芸品で知られ、植木・苗木や巨峰栽培の発祥地とされ、久留米ラーメンは豚骨ラーメンの元祖とされています。久留米焼鳥も名物で人口30万人強の市内には同1万人当たり約8軒と日本一の店舗数の焼鳥屋があり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

1874年創業、受け継がれてきた木桶で醤油醸造する クルメキッコー

宮の陣駅から徒歩8分ほど、久留米駅から車で13分前後の場所にある クルメキッコー。1874年(明治7年)に、深町太吉氏が深町醤油合名会社を創業したことが始まりです。武士の時代が終わり新しい時代を迎える中で、生活必需品になるものを作ろうと思い立ち、既に欠かせない調味料となっていた醤油造りを始められます。現在の社名クルメキッコーへは、1971年(昭和46年)に変更されています。

という、クルメキッコーさんの杉桶九州うまくち丸大豆醤油を購入しました。うまくちは九州独特の呼び方ですよね。今回は醤油職人さんの100mlサイズを買っています。お試しに物凄く助かるサイズ…!

パッケージ裏側です。原材料に砂糖が入っているのは九州的ですね。ちなみにうまくちには、旨味系の調味料が入るケースも多いです酵素調味料とあるのがそれになるのかな。

醤油の色味自体は一般的な濃口です。やや甘味を感じて美味しい!言及し漏れましたが、左上のロゴ、亀甲マーク内に久留米で、クルメキッコーですね。

九州の甘め醤油が好きです。ただ甘過ぎると使いづらくなってしまうので、クルメキッコーさんの九州うまくちぐらい、ほのかな甘みと旨みだと、一般的な濃口醤油の代替としても伝えて良いですね。うまくちも色々試してみたいなぁ。

↓クルメキッコーさんのお醤油は、楽天でも購入できますよ。

 

———クルメキッコー 基本情報———-
〇創業年  1874年創業 / 明治7年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
福岡県久留米市宮ノ陣5丁目15番10号
(公式サイト)⇒ クルメキッコー

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