金陵で金毘羅宮御神酒を買う / 香川 仲多度郡琴平町 1789年創業 (寛政元年)

香川県中部~中南部(中讃地域)の仲多度(なかたど)郡は、琴平(ことひら)町・多度津(たどつ)町・まんのう町の3町が属しています。琴平町は1890年(明治23年)に那賀郡琴平村(旧・金毘羅村)から旧町となり、1955年(昭和30年)に榎井村との合併で発足の現町が1957年(昭和32年)に満濃町一部を、1958年(昭和33年)に象郷村大半を編入して現町域となりました。古くから“讃岐の金毘羅(こんぴら)さん”の通称で知られる象頭山(ぞうずさん)中腹に鎮座する金刀比羅宮(ことひらぐう)の鳥居前町として発展してきました。鳴子・一刀彫り・こんぴらにんにく・銘菓(加美代飴・灸まん・こんぴら饅頭・こんぴら歌舞伎銘菓 釣女・舟々せんべい等)・清酒・讃岐うどん等が特産品・名物・郷土食です。郡内には飲食店・和菓子店・醸造所(味噌・醤油・清酒)・温泉旅館など老舗が多数残っています。

1789年創業、金毘羅宮の御神酒を造り続ける 金陵

琴平駅から徒歩9分ほど、こんぴら参道にある 金陵。1658年(万治元年)に初代嘉右衛門氏が阿波藍(染料)の取り扱いを始め、1789年(寛政元年)に8代目嘉右衛門氏が琴平で酒造業を開始しています。金陵さんは琴平でお酒造りを始めた1789年を創業年とされています。創業したその年から金毘羅宮の御神酒を造り続けていらっしゃいます。金陵の名は、江戸時代儒学者頼山陽が琴平を訪ねた際に、琴平の地を金陵と呼んだことに因んでいます。

という、金陵さんの外観です。金陵の郷と言い、ミュージアムと販売所が併設された場所となります。 店頭には一七八九年創業の文字と、御神酒醸造元の文字が。 ミュージアムの入り口では、巨大なお酒が出迎えてくれますw。
別角度からどうぞ。中々の迫力ですね。
店内のディスプレイを撮り忘れたのですが、御神酒はこんな感じで並んでいました。

ということで、御神酒を買ってきました。社名は西野金陵株式会社なのですね。

袋から出したパッケージはこんな感じ。白いクラシカルな箱です。

箱の横には謎のイラストがw。蔵元のお子さんが描かれたのかな。
中身はこんな感じの磨りガラスっぽいボトルに入っていました。
ボトルにも御神酒の文字。カッコ良いですね。

御神酒はとても飲みやすいスッキリ系のお酒でした。神事に使われるお酒を飲むって、厳かな気持ちになれますね。今回は物珍しさで御神酒を購入しましたが、金陵さんは沢山の種類のお酒を作られているので、今度は別のお酒にもチャレンジしたいです。

——金陵 基本情報———-
〇創業年  1789年創業 / 寛政元年創業
〇営業時間
・9:00-17:30 (平日は16:30まで)
※無休
〇住所
香川県仲多度郡琴平町623
(公式サイト)⇒ 香川の地酒 日本酒の蔵元「金陵」こんぴらさんの御神酒醸造元

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