全国の一茶庵が修行にやってくる、一茶庵本店で五色そば / 栃木 足利市 1926年創業 (大正15年)

足利氏ゆかりの地であり、室町時代には関東の文化の中心地であった栃木県足利市。両毛地区の中核都市でもある足利市にも、沢山の老舗が営業されていました。

1926年創業、全国の一茶庵が修行にやってくる 一茶庵本店

足利駅から徒歩20分強かかる場所にある 一茶庵本店。日本全国に広がる一茶庵である本店は、1926年(大正15年)に新宿で創業し、1933年(昭和8年)に新宿の店舗を売却し大森へ移転。戦争で営業を中断するも、1954年(昭和29年)に現在の場所 足利に拠点を移されました。創業した片倉康雄氏は、蕎麦打ちの名人であった母親の作った「毛のように細いそば」を目指し修行を重ね、今も続く一茶庵の総本山となったそうです。

こちらが店舗外観。大きな日本家屋のような店舗です。

一茶庵本店はお昼のみの営業。昼11時半~14時までの営業ですが売切次第終了となるため、早めに行くこと推奨です。今回は名物の五色そば1800円をオーダーしました。

こちらがその五色そば。名前の通り5つの蕎麦が入っています。けしきり、茶そば、田舎そば、おせいろ、さらしなの5種類のセットです。

まずは茶そば。緑色が本当に奇麗なお蕎麦です。

そして、さらしな。白い色がキレイですね。

次がけしきり。さらしなのようにしろいですが、蕎麦の実の食感も感じられます。

そして、おせいろ。いわゆるせいろで、一般的なお蕎麦です。他の店舗でいうさらしなぐらい白いなぁ、という印象。

最後に田舎そば。太目の腰のある美味しいお蕎麦です。

一茶庵さんは、総本山だけあり歴史の説明も充実しておりました。前述通りですが、創始者片倉康雄さんによって新宿で立上げ、大森へ移転、そして戦争の影響で埼玉へ疎開、戦後に足利市へ、という流れです。

年表にするとこんな感じ。マニア垂涎の年表です!

一茶庵さん、今回は五色そばをオーダーし5種類の蕎麦を食べたのですが、繊細な蕎麦から始まって、だんだんと主張が強くなり、田舎蕎麦のずっしり感で〆る、という流れがとっても素晴らしくまた食べたいなぁ、という気分にさせられました。東京から伺うにはちょっと距離があったのですが、観光がてらまた行きたいなぁ、と思わせてくれる良店でした。

——-一茶庵本店 基本情報———-
〇創業年 1926年創業 / 大正15年創業
〇営業時間
昼食 11:30~14:00
※水曜日・毎月第3木曜日
〇住所
栃木県足利市柳原町862-11
(公式サイト )⇒ 足利一茶庵本店:創業大正15年の老舗のそば屋

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