池田屋酒店の川根本町ゆずペールエール・しあわせHOP IPA / 静岡 牧之原市 1871年創業 (明治4年)

静岡県中部に位置する牧之原市は、県中西部の島田・菊川両市に至る牧之原台地に市名を由来し、牧之原の地名はかつて牧場があったことに因むとされていますが不詳です。茶の栽培が盛んで、深蒸し茶発祥地であり、荒茶生産量は全国1位、茶園面積は静岡市に次ぎ全国2位です。いくつかの小漁港ではシラス漁などが行われ、相良から御前崎にかけての沿岸はワカメ・アラメなどの海藻で知られています。スズキ相良工場での小型四輪自動車製造は市の工業生産の中核となっています。市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

1871年創業、店内でクラフトビール醸造を始めた 池田屋酒店

相良営業所のバス亭から徒歩1分ほど、金谷駅から車で25分前後の場所にある 池田屋酒店。1871年(明治4年)に創業された、老舗酒屋です。現在は6代目のご夫婦がお店を運営されておりますが、7代目の月居麻水氏が池田屋酒店内に池田屋麦酒を立ち上げ、2020年から店内でクラフトビールの醸造及び販売を行っています。ビールって店内で作れるものなのですね。

という、池田屋酒店さんからお取り寄せした川根本町ゆずペールエールです。グラスに注いだ図。苦味と酸味のバランスが良い。
こちらがしあわせHOP IPA。ラベルデザインが可愛い。 原材料は麦芽・オーツ麦・ホップ・天草とシンプル。
グラスに注いだ図です。IPAなので苦味が立つ味ですが、飲みやすさのバランスも考えられていて美味しい。

最初に池田屋酒店さんのことを知った時、造り酒屋さんがビール造りを始めたのだと思い込んでいたので、ニュースを素通りしていたのですが、よく読んだらお酒の小売店さんがビール造りを始めた、と知り驚きました。いわば、上流工程に進出した、という形ですよね。中々簡単なことでないと思うのですが、とっても美味しいクラフトビールにびっくりしました。今度はお店で出来立てを飲みたいなぁ。

———池田屋酒店 基本情報———-
〇創業年 1871年創業 / 明治4年創業
〇営業時間
・9:00-20:00
※毎月第三月曜日、火曜日 定休日
〇住所
静岡県牧之原市波津724
(公式サイト)⇒池田屋酒店の店内醸造クラフトビール

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