ホテイ堂のコメっこおいり&ろっぽう焼き / 鳥取 鳥取市 1923年創業 (大正12年)

鳥取県鳥取市は、全国最少人口・最小人口密度の県庁所在地で、山陰地方で京阪神方面からの東の玄関口となっています。鳥取の名については、古事記に捕鳥納税の記述があり、沼沢湿地帯に捕鳥狩猟民が居たとか、日本書紀に言語不自由な王子が飛来白鳥を見て初めて発語したとの記述がある等の由来説があります。二十世紀梨・松葉蟹・モサ海老・白烏賊・鳥取和牛・あご竹輪・とうふ竹輪等の特産品も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1923年創業、鳥取の地域性や文化を使ったお菓子造りを続ける ホテイ堂

本町三丁目のバス停から徒歩7分ほど、鳥取駅から徒歩17分ほどの場所にある ホテイ堂。1923年(大正12年)に、初代が夫婦でお店を開いたのが創業です。その後、鳥取大震災、第二次世界大戦、鳥取大火等を乗り越え現在は3代目・4代目が和菓子造りを行われています。

という、ホテイ堂さんの外観です。鳥取の郷土菓子・おいりの文字が目立ちます。

店内に入りました。お菓子のバリエーションが沢山あるのが特徴です。後に飾られている木型も良いですね。

店頭に大きく張り出されていたおいりはこちら。手で握ったお米のお菓子で、炒るが語源だそう。おこしと同じルーツで、鳥取ではひなまつりに供えられるようになったそうですよ。

ということで、今回はおいりの小さめサイズと、人気があるという ろっぽうやきを購入しました。

こちらがろっぽう焼きです。四角い六面体のお饅頭です。いろんな地域で販売されていますが、全国区の食べ物なのでしょうか。

そしておいりです。

パッケージ裏には、干菓子(炒米おいり)とあります。

中身はこんな感じです。炒ったお米を拳状に水飴と一緒に固めてる感じですね。

パンフレットには昔のお店の外観が。

下部にはホテイ堂さんの説明文があります。

ホテイ堂さんは、地元密着型のお店という感じで、来たお客さんが店員の方とお話ししつつ、「だったらこれかな」とお勧めされながら買っていく姿が印象的でした。私もご相談し、「持ち帰りならこの小さなおいりと…」とお勧めを教えていただけとても助かりました。季節ごとのお菓子もあるそうなので、また行ってお勧め聞きたいなぁ。

——–ホテイ堂 基本情報———-
〇創業年 1923年創業 / 大正12年創業
〇営業時間
・9:00-19:00
※第二土曜日、日曜日 定休日
〇住所
鳥取県鳥取市寿町910
(公式ページ)⇒御菓子司 ホテイ堂 |鳥取の和菓子・おいり

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