富山県西部の中心都市である高岡市は、2005年(平成17年)に旧・高岡市と1町とが合併して発足。江戸時代 1609年(慶長14年)に加賀藩主 前田利長が築いた高岡城の城下町として発展し、高岡は利長が築城・開町に際して“詩経”の一節<鳳凰鳴矣于彼高岡(鳳凰鳴けり彼の高き岡に)>に由来して命名したことが地名の由来です。江戸時代に北前船寄港地だったことから昆布消費が盛んで、とろろ昆布・昆布巻・昆布巻蒲鉾・昆布飯・昆布おにぎり等の特産品・地場食品や昆布使用の和洋菓子等が豊富で、市内には老舗の和菓子店・食品店などが残っています。
1896年創業、富山らしい蒲鉾を作り続ける 広又蒲鉾商店
JR城端線・林駅から徒歩12分ほど、JR新高岡駅から車で10分前後の場所、高岡市二塚の二塚フードパーク内に拠点を構える 広又蒲鉾 。1896年(明治29年)、初代・広野又右衛ェ門氏が川原町で干物と蒲鉾づくりを始めたのが歴史の始まりです。商号「広又」は初代が掲げたもので、代々受け継がれてきました。戦時下の統制令、戦後の統制撤廃を経て、1961年(昭和36年)に有限会社広又蒲鉾商店として法人化、1965年からは高岡総合市場で営業を開始。1994年(平成6年)には食品関連企業が集積する二塚フードパークへ本社移転しました。富山湾の魚を使い、庄川の伏流水と天然塩で仕込み、保存料を使わない手づくりが看板。石臼で摺り上げる製法で、ほどよい食感と上品な味を生み出す、富山名産の「赤巻かまぼこ」と、地域団体商標にも登録された「昆布巻かまぼこ」が代表商品です。2001年(平成13年)10月には食品衛生優良施設「厚生労働大臣賞」を受賞しています。
という、広又蒲鉾商店さんの外観です。本社に売店はないので、単なる表敬訪問です。
石には有限会社広又蒲鉾商店の文字が刻まれていました。
少し遠目からの1枚です。

という広又蒲鉾商店さんからは、5本入りの蒲鉾セットをお取り寄せしました。

箱の裏にはお薦めの食べ方も。つけ焼・チーズサンド・バター焼、全部うまそう!
5本取り出した図。赤巻かまぼこ、昆布巻かまぼこがそれぞれ2本、焼かまぼこが1本の合計5本となります。
ま図は昆布巻かまぼこから。北前船の寄港地で昆布が名産の高岡市らしい蒲鉾です。
その名の通り昆布で巻かれています。昆布好きの私に大ヒット。
こちらは赤巻かまぼこを切った図。赤巻かまぼこは富山県全域で食べられている、赤色で渦巻き状に色付けした蒲鉾なんです。ちょっとナルト的な見た目ですね。ムチムチしていて美味しい。
ラストは焼かまぼこ。表面が焼いてある分、香ばしくって美味しいです。これはバター焼きにしたいな。
富山県はお祝い事を細工かまぼこを使ってお祝いしたり、という練り物バリエーションが広い県で、今回も赤巻かまぼこ、昆布巻かまぼこという富山以外ではあまり見かけない蒲鉾を食べました。工夫があって美味しいです。今回は全部そのまんま食べてしまいましたが、バター焼きやつけ焼に次回はチャレンジしてみたい!
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