阿蘇マルキチ醤油の大吟・にんにく醤油・たまごごはん醤油・ぽん酢 / 熊本 阿蘇郡高森町 1870年創業 (明治3年)
熊本県北東部の阿蘇郡は、江戸時代は肥後国熊本藩領で、1879年(明治12年)の郡(行政区画)発足時は現・阿蘇市…
続きを読む →熊本県北東部の阿蘇郡は、江戸時代は肥後国熊本藩領で、1879年(明治12年)の郡(行政区画)発足時は現・阿蘇市等も含んでいましたが、現在は南小国町(みなみおぐにまち)・小国町(おぐにまち)・高森町(たかもりまち)・産山村(うぶやまむら)・西原村(にしはらむら)・南阿蘇村(みなみあそむら)の3町3村が属しています。古代に当時の阿蘇国を支配した阿蘇国造(くにのもやつこ)の祖先と伝わる阿蘇神社(阿蘇市)祭神の阿蘇都彦(あそつひこ)・阿蘇都媛(あそつひめ)の二神が、来訪時の景行天皇の“人の気配無し”との言に人間姿で出現して応えた“我等二人あり、何ぞ(あぞ)人無きや”の神話に因むとの説や、アイヌ語のアソロ(活火山、噴火口の底等)説が地名由来説としてあります。南小国町は、北に九重山(大分県)を望み阿蘇北外輪山外側の高原地帯で、全国屈指の人気である黒川温泉等の南小国温泉郷があります。小国杉・檜等の林業や米・高冷地野菜等の農業・畜産業が盛んで、椎茸・舞茸・高菜漬・小国ジャージー牛乳・里芋焼酎・各種和洋菓子等の特産品や県ブランド牛のあか牛丼などの名物があります。小国町は県北端部の九州山地にあり、町域の約8割の山林の約75%は杉の人工林で、大分県日田市にまたがる杖立温泉等の複数の温泉地があります。小国杉等の林業や米・大根・ほうれん草・メロン・ジャージー牛乳等の農業・畜産業が盛んで、豆腐・揚げが名物です。高森町は阿蘇外輪山で東西に二分される阿蘇山南東部の南阿蘇中心地です。米・大根・キャベツ・高冷地野菜・西瓜・メロン等の農業や畜産・林業や花卉・葉煙草生産等が盛んで、高森田楽・あか牛丼・地鶏炭火焼・馬肉料理等の郷土料理があります。産山村は九重連山地域の阿蘇五岳を望む高原にあり、希少なヒゴタイ等の植物が多く野生しています。あか牛・水車米・乳製品・とうきび焼酎が特産で、池山水源・山吹水源の名水に恵まれており、“名水・うぶやまの水”や名水使用の各種豆腐・揚げが名物です。西原村は阿蘇外輪山西麓で原野・森林が多く、熊本市に最も近い村として南阿蘇観光の玄関口となっています。西原甘藷・里芋が特産で、馬肉・あか牛・鶏肉料理等の郷土料理があり、村内の米俵を重ねた形の俵山に因んだ“俵あげ(俵型甘藷天)”が名物です。南阿蘇村は阿蘇カルデラの南部の阿蘇五岳と外輪山とに挟まれた南郷谷にあり、南阿蘇阿蘇湧水群(白川水源・竹崎水源等の村内10か所)の名水に恵まれ、あか牛・ミニトマト・アスパラガス・苺等が特産で、ニコニコ饅頭が名物です。郡内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。
熊本県北東部の阿蘇郡は、江戸時代は肥後国熊本藩領で、1879年(明治12年)の郡(行政区画)発足時は現・阿蘇市…
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