大彌(だいや)さんの七転八起と珠の栗 / 滋賀 甲賀市 1877年創業 (明治10年)
滋賀県南東部の甲賀(こうか)市は、東端が三重県・西端が京都府と接し、2004年(平成16年)に旧甲賀郡水口・土…
続きを読む →滋賀県南東部の甲賀(こうか)市は、東端が三重県・西端が京都府と接し、2004年(平成16年)に旧甲賀(こうか)郡水口(みなくち)・土山・甲賀・甲南・信楽(しがらき)の5町が合併して発足しました。市名は旧郡の表音に倣って“賀”は“か”と清音で、甲賀の地名は古代に付近を治めた百済系豪族の鹿深(かふか)氏に由来するとされます。奈良期に聖武天皇離宮の紫香楽宮(しがらきのみや、信楽宮)が造営され、江戸期は水口藩加藤氏の水口城の城下町や東海道53次の土山宿(49番目)・水口宿(50番目)の宿場町が栄えました。薬草栽培は甲賀武士(忍者)の知識・調合術の名残ともされ複数の大手製薬会社工場・研究所が立地し、信楽焼(陶器、日本六大古窯)で知られ、土山茶・朝宮茶・杉谷なすび・鹿深味噌・長寿もち・蟹ヶ坂飴・たぬき丼等の特産品・名物・地場食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。
滋賀県南東部の甲賀(こうか)市は、東端が三重県・西端が京都府と接し、2004年(平成16年)に旧甲賀郡水口・土…
続きを読む →