石川県北東部で能登半島先端の珠洲(すず)市は、江戸時代は加賀藩領の能登国で、1954年(昭和29年)に珠洲郡の3町6村合併で発足しました。三方を海に囲まれ同県輪島市・鳳珠郡能登町に接し、見附島(みつけじま、見付島、軍艦島)で知られ、本州で最少人口(1万5千人弱)の市です。須須(すず)神社(高座宮・金分宮・奥宮)の高座宮主神・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が来臨して鈴を以てこの地を鎮めたとの伝承が地名由来とされ、半島先端部広範を珠洲(真珠のような海)と詠んだ古歌もあります。珠洲焼(焼き締め陶器)・珪藻土製品(七輪・焜炉)・天然塩・海藻(わかめ・もずく等)・能登牛・いも菓子・バウムクーヘン・清酒等の特産品・名物があり、市内には老舗の料理店・和菓子店・和洋菓子店・食品小売店・酒蔵などが残っています。
1768年創業、奥能登最古で能登杜氏発祥の蔵 宗玄酒造 (そうげんしゅぞう)
宗玄のバス停から徒歩2分ほど、穴水駅から1時間前後の場所にある 宗玄酒造。1768年(明和5年)に創業した、奥能登で最も歴史ある日本酒蔵です。ルーツは七尾城主・畠山義春氏にあり、七尾城が上杉謙信に攻められた際に珠洲に逃れて宗玄と改称し、1768年に酒造りを始めたことが創業です。能登といえば南部杜氏(岩手県)・越後杜氏(新潟県)・但馬杜氏(兵庫県)に並び、日本四大杜氏と呼ばれる能登杜氏のいる土地として知られていますが、その能登杜氏の発祥の蔵が、宗玄酒造と呼ばれています。という、日本酒文化を作った重要な蔵の一つと言えます。
という、宗玄酒造、純米酒・宗玄を購入しました。
ロゴ部分をアップでどうぞ。
ラベル裏側です。原材料は国産の米・米こうじのみで、兵庫県産の山田錦100%で、磨きは65%となっています。

適度な甘味を持ちつつもキリッとした飲み口のお酒で、お酒のみで楽しむのもすごく美味しいし、能登お魚と合わせるのも良さそうだと感じました。能登の震災で甚大な被害を受けた蔵の1つであり、まだまだ生産量も限られておりますが、文化を絶やさず作り続けられていらっしゃいます。現在は平日のみオープンでお伺いしづらい状況ではありますが、早めに訪問したい店舗の1つです。
———宗玄酒造株式会社 基本情報———-
〇創業年 1768年創業 (明和5年)
〇営業時間
・8:00 – 17:00
※土曜・日曜 定休日
〇住所
石川県珠洲市宝立町宗玄24−22
(公式サイト)⇒ 宗玄酒造株式会社 公式サイト /Sogen Official Web Site