一柳堂、鹿まんじゅうの可愛さを見て / 兵庫 豊岡市 1903年創業 (明治36年)

兵庫県の北部、但馬(たじま)地方の中心に位置する豊岡市は、北は日本海に面し、中央部には円山川が育む豊かな盆地が広がる、自然の恵みあふれるまちです。『古事記』や『日本書紀』にもその地名が記されるほど歴史は古く、奈良・平安時代には但馬国の中心地として栄えました。「豊岡」という地名は、文字通り「豊かな岡」となるよう願いを込めて名付けられたとされています。明治維新後には一時「豊岡県」の県庁所在地となりましたが、後に兵庫県に編入されました。観光名所も非常に多彩で、開湯1300年の歴史を持ち、志賀直哉ら多くの文人墨客に愛された「城崎(きのさき)温泉」や、「但馬の小京都」と呼ばれる出石(いずし)の城下町が人気を集めています。名物の「出石皿そば」や冬の「松葉ガニ」、但馬牛などの美食も魅力です。

1903年創業、北但大震災の焼失を乗り越え鹿まんじゅうを守る 一柳堂 (いちりゅうどう)

元町のバス停から徒歩3分ほど、豊岡駅から徒歩15分ほどの場所、豊岡市元町に店舗を構える 一柳堂。1903年(明治36年)に創業した菓子店です。かつては同市内の円山町に店舗を構えていましたが、1925年の北但大震災で焼失し、のちに現在地へ移ったそうです。看板商品は、愛らしい鹿の焼き印が目印の「鹿まんじゅう(店内では鹿万十とも表記)」。創業以来の製法を守り続け、保存料・着色料を使わず毎日手づくりし、賞味期限は3日と短め。数に限りもあることから電話予約推奨となっています。

という、一柳堂さんの外観です。見た目的に住居一体型の店舗のようです。

店内の様子です。ディスプレイにお菓子が並んでいます。レトロな感じが大変良い。鹿万十1個110円(25年訪問時)と、鹿の置物の横に書かれています。手に取りやすい価格ですね。ちなみに一柳堂さんへはこの前日の夕方に訪問をし売り切れだったため、翌朝早めに再チャレンジしています。ということで2日連続チャレンジでゲットできた鹿饅頭です!サイズは小ぶりで、マカロンを少し大きくしたぐらいをイメージ頂ければと。 で、中身がこれです。鹿の焼印が可愛すぎますね。白餡が入った回転焼のようなお菓子です。和菓子のような洋菓子のような、コーヒーにもお茶にも合う味わいです。
原材料は白生庵・砂糖・小麦粉・卵・水飴・山芋・膨張剤となります。

豊岡は2日間滞在できた結果、一柳堂さんの鹿まんじゅうを食べることが出来ました。巡り合わせの良さに感謝です。ちなみになぜ鹿まんじゅうを販売されているかですが、お店の方にもきちんと引き継がれていないそうで詳細は分からないそう。初代が清水を汲みに行った際に鹿が水を飲んでいることを見つけた説、お寺の紅葉の木から花札の”鹿に紅葉”に因んだ説等があるそう。説が複数あるのも歴史の長いお店だからこそ、と言えるかも知れないですね。

店舗情報

店舗名:御菓子司 一柳堂

創業年:1903年 (明治36年)

営業時間:9:30 - 18:00

定休日:不定休

住所:兵庫県豊岡市元町3−19 [地図を見る]

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