小岩 岡埜栄泉のトラ模様の”とらがわ焼” / 東京 南小岩 大正末期創業

江戸川区小岩地区の地名については、大和時代である養老5年(721年)の古文書「下総国葛飾郡大島郷戸籍」に“甲和里(こわり)”という集落があったという記録があり、この“甲和”の部分が“小岩”に転じたと言われています。かつての東京府南葛飾郡小岩町が現在は南小岩・北小岩・東小岩・西小岩の4町となっていて大半が住宅地ですが、西小岩などでは工場跡地が高層集合住宅・大規模商業施設等に転用されています。JR小岩駅(南小岩)構内には昭和30年代に初代若乃花と共に栃若時代を築いた小岩出身の大相撲横綱栃錦像があり、駅周辺は飲食店が密集した繁華街となっています。大永7年(1527年)創建と伝わる善養寺(東小岩)は境内に生育していて樹齢600年以上で日本一の繁茂面積と言われ国の天然記念物である黒松の巨木“影向(ようごう)の松”で知られています。この地区にも老舗の和菓子店・練り物店などが残っています。

大正末期創業、この地で90年超営業を続ける和菓子店 小岩 岡埜栄泉

小岩駅から徒歩3分ほどの場所にある 小岩 岡埜栄泉。大正末期のこの地で創業された、90年超の歴史を持つ和菓子店です。岡埜栄泉というお名前ですので、上野にあった岡埜栄泉総本家さんからの暖簾分け店でしょうか。

という小岩 岡埜栄泉さんの外観がこちら。看板に創作和菓子とあるのが珍しい。 店頭のディスプレイには、とらがわ焼というお菓子が。どら焼きの皮部分が寅模様になっているお菓子です。 店頭に貼りました。とら模様は黒糖を使って出しているそう。 こちらが購入した”とらがわ焼”です。 中を開けた図。奇麗なトラ模様!ほんのり甘い皮部分に、あまーい餡子が入ったとらがわ焼、すんごく美味しい!見た目もいいし、お土産用とに良いかも。

岡埜栄泉さん、各地に暖簾分け店と思われるお店があり幾つか訪問しておりますが、どの店舗が総本家さんからの暖簾分けかわからずにおります。伺った後に、なんでそんな初歩的な質問をし忘れたのか、とちょっと凹みましたが、次回以降ちゃんと確認してこようと思います。
(もし関係性をご存知の方いらっしゃったら、こっそり教えてください。)

——-小岩 岡埜栄泉 基本情報———-
〇創業年 大正末期創業
〇営業時間
不明
※不明
〇住所
東京都江戸川区南小岩8-11-10
(食べログ)⇒ 小岩 岡埜栄泉 – 小岩/和菓子 [食べログ]

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