兵庫県の北部、但馬(たじま)地方の中心に位置する豊岡市は、北は日本海に面し、中央部には円山川が育む豊かな盆地が広がる、自然の恵みあふれるまちです。『古事記』や『日本書紀』にもその地名が記されるほど歴史は古く、奈良・平安時代には但馬国の中心地として栄えました。「豊岡」という地名は、文字通り「豊かな岡」となるよう願いを込めて名付けられたとされています。明治維新後には一時「豊岡県」の県庁所在地となりましたが、後に兵庫県に編入されました。観光名所も非常に多彩で、開湯1300年の歴史を持ち、志賀直哉ら多くの文人墨客に愛された「城崎(きのさき)温泉」や、「但馬の小京都」と呼ばれる出石(いずし)の城下町が人気を集めています。名物の「出石皿そば」や冬の「松葉ガニ」、但馬牛などの美食も魅力です。
1930年創業、創業期の”薪火焙煎“を今も受け継ぐ ヒグラシ珈琲店
という、ヒグラシ珈琲店さんの外観です。商店街に突如現れるクラシックな空間です。看板のアルファベットHIGURASHI珈琲店の文字がカッコ良いですね。

店内の様子です。コーヒー豆を中心にコーヒー関連グッズやお茶まで販売されています。
こちらがコーヒー豆です。世界中から選りすぐられた豆が並んでいます。
パック詰めされたアイスコーヒーや、カフェオレベース、ディップスタイルコーヒーまで、豆以外も各種提供されています。
こちらがテイクアウトメニューです。ホットコーヒーはもちろん、ラテやアイス系、紅茶・ジュースまで提供されています。
今回はシンプルにホットコーヒーをオーダーしました。スリップに書いてある漢字が読めなかったのでお伺いしたところ、蜩 = ヒグラシなのですね。勉強になりました。
街に溶け込んでいるコーヒー店が90年を超える歴史を持っている、というのはとてもリッチな文化的背景のある街だなと感じました。私がお伺いした日は、商店街全体で子供達が買い物をするイベントの日で、朝から子供達がお店を訪れていました。イベントも、それに参加されているヒグラシコーヒー店さんも素敵だなぁと感じました。
店舗情報
店舗名:ヒグラシ珈琲店 駅通本店
創業年:1930年 (昭和5年)
営業時間:小売 10:00 - 18:00
コーヒールーム 10:00 - 17:00 (LO 16:30)
定休日:火曜日
住所:兵庫県豊岡市千代田町1−5 [地図を見る]