千葉県南部の館山湾(鏡ヶ浦)に面する館山(たてやま)市は、明治初期までは718年(養老2年)に上総国から分離の安房国の一部で、中世には戦国大名の里見氏が丘(現・城山)上に築城し館山城と命名し城下を館山と称するようになったとされ、地名由来には南北に延びる丘の“たて(南北の方向)・やま(山)”説や“城の山”即ち“館の山”説があります。なめろう・さんが焼き・二色なます・各種寿司・炙り海鮮丼・ごんじゅう(肉飯おにぎり)・クジラ弁当等の郷土料理も豊富で、かつては東京の旧山手・本郷方面の富裕層等の保養・避暑地だった都会風の名残りもあり、老舗の飲食店・和洋菓子店・パンや肉等の食品店などが残っています。
江戸末期創業、産地を分けてウナギを使う 新松
館山駅から徒歩10分ほどの場所にある 鰻・新松。茶店の嫡男として生まれた新五郎氏が江戸末期に木更津で創業したことで、その歴史が始まりました。3代目文次郎氏の時代に関東大震災が起こり、その後に当時軍都であった館山に店舗を移され、現在も館山の地で営業を続けていらっしゃいます。
という新松さんの外観。旅館のような大きなお店です。
逆サイドからの1枚。1Fの手前にあるのが焼き場です。
玄関もアップデ。老舗感ありますね。
玄関隣の焼き場の様子。写真撮って良いとのことだったのでパチリ。
分かる、君は美味しい子だ!
店内から見た焼き場です。
店内には、本日の鰻は鹿児島産との表示が。
紀州の備長炭も飾られていました。
生簀もありました。美味しそうな鰻だなぁ。 店内は2Fと1Fのカウンターがあります。1人だった私はカウンターに通して頂きました。焼き場の後ろぐらいにあります。
こんな感じで隠れ家のようで良い感じ。
で、メニューです。
メニューはこんな感じです。超特上はご飯の間にも鰻が入っているそう。もう頼むしかないw。
一品メニューも充実してましたが、超特上を頼んでしまったので自粛しました。
で、やってきます。お重の蓋を取る前の写真を撮り漏れたので、オープンした姿で御免なさい。 鰻重をアップで。この下にもさらにウナギが、とかテンション上がりまくりますね。 その姿を綺麗に見せたかったのですが、食べかけで御免なさい。右側は上の段のウナギ、左側のは真ん中に挟み込まれていたウナギです。死ぬほど豪華で最高でした…。 せっかくなので肝吸写真も。肝がプリプリしていて美味しかった!鰻の2段重、はるか昔に食べたことがあるのですが、自分でお金出して食べたのはおそらく初めてです。食べて思いましたけれど、鰻の量が増えるだけでめちゃんこテンション上がりますね。何かのお祝い事の時にまた食べたいと思いました。ほんと美味しかったです!
—— 鰻・新松 基本情報———-
〇創業年 江戸末期創業 (1800年代創業 )
〇営業時間
・11:00~14:00(LO)
・17:00~20:00(LO)
※不定休
〇住所
千葉県館山市北条一五六一の三番地
(公式サイト)⇒ 鰻・新松