大阪市天王寺(てんのうじ)区は、593年(推古天皇元年)に聖徳太子が創建したと伝わる日本最古の官寺の四天王寺(してんのうじ)の門前町として栄え、永らく熊野街道や奈良街道が交わる交通の要衝でした。今もJR等の天王寺駅は府南部や奈良・和歌山県方面に繋がる大ターミナル駅で、駅周辺は関西有数の大商業地域であり、隣接する近畿日本鉄道の阿部野橋駅周辺にかけての“天王寺・阿倍野”地区は梅田や心斎橋・難波に次ぐ市内第三の繁華街となっています。区内は江戸期から明治期には宅地化が進み、明治以降は学校・病院も多数立地しました。1903年(明治36年)開催の第5回内国博覧会場跡は、市天王寺動物園・市立美術館等が立地する天王寺公園となっています。四天王寺・生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)等の多くの寺社や天王寺七坂・夕陽丘・玉出の滝等の名所も多く、区内には老舗の飲食店・和菓子店などが残っています
1910年創業、煎餅店として始まり多様なビジネス展開をする 錢屋本舗
近鉄・大阪上本町駅から徒歩3分ほどの場所にある 錢屋本舗。その1Fで運営するのがカフェ業態・錢屋カフヱーです。1910年(明治43年)、創業者・正木繫吉氏が煎餅店・錢屋として創業したことが始まりで、創業直後の”ミナミの大火”や戦災等を乗り越え、現在はお菓子の企画・販売、飲食店運営、ギフト開発、セミナー運営、不動産賃貸業等、様々な業種を内包したユニークな企業運営をされています。2015年には本社ビルの1Fに錢屋カフヱーをオープンされています。銭屋という屋号は、創業者・繫吉氏が尊敬した江戸時代の豪商・銭屋五兵衛にちなんでいるそうです。
という、銭屋カフヱーの入り口です。ここからは分からなかった超素敵空間が広がっていました。
で、入るとこんな空間が待ち受けています。カウンターめっちゃオシャレ。
ちなみに、向かいにある「木村屋」さんのパンの持ち込みが可能だそうですよ。
という、向かいの木村屋さん。こういう地域内でのコラボは素敵ですね。
こちらがメニュー表です。スイーツのコーナーです。
そして、コーヒーです。季節のブレンド・110年記念ブレンド・フレンチプレスなどなど、こだわりが垣間見えるメニュー構成でとても良い。
ちなみにアルコールもあります。
で、今回はプリンとサマーブレンドをオーダー。後ろのソファーの色味がめっちゃ好み。
プリンはレトロ風のやや硬めでした。昔ながらの実直な味。
サマーブレンドは、すっきり感あって美味しかった。

銭屋さんは本当に多種多様なことを行われていて、何やと括れば良いかわからないのですが、街に必要な機能を提供されている、というスタンスが感じられて、とても共感が持てました。錢屋カフヱーもおしゃれ感が溢れ出していて最高でした。夜お酒飲むのも楽しいんだろうなぁ。
—— 錢屋本舗 基本情報———-
〇創業年 1910年創業 (明治43年)
以下は、錢屋カフヱーの情報です。
〇営業時間
・11:30 – 20:30
※月曜日 定休日 (月曜祝日時は翌日火曜定休)
〇住所
大阪府大阪市天王寺区石ケ辻町14−6 錢屋本舗本館 103
(公式サイト) ⇒ 錢屋本舗本館
