玉木屋、秋刀魚さんしょ煮・アインシュタインお気に入り佃煮・世界のふりかけシリーズ / 東京 港区新橋 1782年創業 (天明2年)

かつて流れていた汐留川に架かっていた新橋に由来する港区新橋は、1872年(明治5年)に日本で初めて開通した鉄道の起点・新橋駅(後の汐留貨物駅)が開設され発展を遂げました。現在はサラリーマンの街として知られ、多数のオフィスビルが林立し庶民的な飲食店が建ち並ぶ中に、老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが数多く残っています。

1782年創業、江戸の保存食をアップデートし続ける 玉木屋

新橋五丁目のバス停から徒歩3分ほど、新橋駅から徒歩6分程度の場所にある 玉木屋。1782年(天明2年)、越後の国・玉木村からやって来た七兵衛氏によって創業されました。玉木屋という屋号は七兵衛さんの出身地から取られています。当初は家伝の煮豆・座禅豆で名を馳せ、三代目の時代に佃島の漁民の保存食に着想し、風味を整えたつくだ煮を考案したことで、玉木屋の名は江戸市中へ知られる存在となりました。2022年には新虎通り沿いへ移転し、カウンターで佃煮の“新しい食べ方”も提案するなど、江戸の伝統を守りながら今の暮らしへ寄り添うアップデートを続ける老舗店です。

ということで、リニューアルした店舗に訪問しました。かなりモダンなお店になっています。 店内飲食ができる佃煮屋ってあんまり存在してない気がします。凄い。

世界のふりかけシリーズがかなり大きなスペースを使って展示をしていました。私はマハラジャカレー・イタリアントマト・四川麻婆豆腐が大好きです。名前だけ見るとふりかけにみえないですよね。
訪問時が秋(といっても終わりの方)だったこともあって、季節の名物・秋刀魚さんしょ煮が販売されていました。
と、店内には歴史の展示も。創業当時の様子です。
そして明治時代です。この家の立ち並び方、すでに都会ですね。
こちらも明治時代。名物のざぜん豆を買うお客さんで混み合う様子です。年末は交通整理が必要なほど混み合ったのだとか。

話を戻すと、今回は秋刀魚さんしょ煮を購入しました。秋刀魚好き、山椒好きの私にとっては外せない商品です。 ロゴをアップでどうぞ。最近インバウンドの人も増えていると聞いたのですが、商品にちゃんと英語で書かれているのが良いですね。 取り出した図です。山椒とゲラントの塩等で味付けしてあります。びっくりするぐらい美味しい。秋の味覚がそのままフレッシュに保存されている感じがあるのも、とても良かった。ある種佃煮だけれど、季節の味覚がそのまま保存されているのが凄い。

以下から2019年の訪問時です。アインシュタインが食べた佃煮、世界のふりかけシリーズのお話が出てきます。

という玉木屋さんの外観こちら。角地にある、やや細長めのお店です。お店に入ると佃煮を中心に煮豆、ふりかけ、お茶漬け等が販売されています。玉木屋さんは元々座禅豆という煮豆が有名なお店で、三代目七兵衛さんの時代に佃島の佃煮を参考に独自の佃煮を作り上げたのだそう。
別角度のディスプレイ。こちらはお茶漬けと、塩分控えめに作られた佃煮・白佃煮が販売されています。
小分けの佃煮販売コーナーには、こんなポップが。「アインシュタインのお気に入り!」の細切昆布。まさか老舗でアインシュタインの名前を見かけるとは…。
ということで今回は3品購入。大好きな 世界のふりかけシリーズ(後述)のイタリアントマト、牛肉牛蒡、細切昆布の3品です。購入した袋には、こんなパンフレットが入っていました。”おいしさ届けて三世紀”。これ、中々言えないメッセージですよね。
中には歴史も記載されていました。上述している歴史の内容です。こういう説明をしてくれると助かります(サイト運営者としてはw)。

ということで購入した商品紹介です。まずは「世界のふりかけ」シリーズ。お取り寄せ好きの方であればご存知であろう、大ヒットシリーズです。私も何かの雑誌の特集で知り、それ以来結構な頻度で購入しています。世界の、と名が付くだけあって、世界中の食べ物をふりかけ化しているシリーズです。トムヤンクン・グリーンカレー・麻婆豆腐等々。どれも半生のふりかけですんごく美味しいんですよ。今回は王道のイタリアントマトを買ってきました。シリーズの中で一番のお気に入りです。

ご飯にかけるとこんな感じ。そぼろのお肉にちょっとスパイシーなトマト風味が付いていて美味いんです、これが。ふりかけというよりも美味しいおかずとご飯を食べている気分になれます。

購入した商品その2、アインシュタインのお気に入り、とポップに書いてあった細切昆布です。

艶がヤバい、昆布。甘すぎず、辛すぎず、で無限に食べていられそうな味。美味しい!

購入した商品その3、牛肉牛蒡。店頭で一目ぼれして買いましたw。

牛肉の佃煮の中に牛蒡が入った商品。まあ、間違いなく美味しいですよねw。

玉木屋さん、上述した「世界のふりかけ」シリーズが雑誌に取り上げられ続けた時期がありまして、それがきっかけで玉木屋さんを知りました。気が付くとライナップが増えていて、老舗企業ながら商品開発に積極的な姿にちょっと感銘を覚えます。今回改めて歴史を調べて、当初は煮豆屋から始まった歴史であったり、佃煮への参入であったり、昔から新しい挑戦を続けている老舗なのだと改めて理解できました。またちょくちょく新商品がないか、チェックしに行きたいと思います。

追記となりますが、玉木屋さんの公式Twitterから頂いたコメントによると、アインシュタインさんのお気に入り細切昆布は江戸前の濃い味と白佃煮の2種類あり、アイシュタインさんお気に入りは江戸前の方だったそう。白佃煮の方も食べてみたいなぁ。

世界のふりかけシリーズは、楽天でも購入出来ますよ。

 

——- 玉木屋 基本情報———-
〇創業年  1782年創業 (天明2年)
〇営業時間
・10:00 – 18:00
※定休日なし
〇住所
東京都港区新橋4丁目25−4 石田ビル 1階
(公式サイト) ⇒ 新橋玉木屋 | 佃煮・煮豆・ふりかけ専門店

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