福岡市は、那珂川を境に、福岡藩黒田氏の武家町“福岡”と古来からの国際貿易港・商人町の“博多”として永らく栄えてきましたが、明治初年に統合され福岡(当初は福博)となりました。博多地区は今や大企業支社が集積するビジネス街となっています。博多の語源については、“土地博く人・物産多し”説・羽形(大鳥が羽を広げた地形)説・泊潟(外洋船停泊の潟)説等の諸説があります。博多地区にも老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが数多く残っています。
1913年創業、聖福寺の西門近くで開業した蒲鉾店 西門蒲鉾本店 (さいもんかまぼこほんてん)
呉服町のバス停から徒歩5分ほど、地下鉄箱崎線・呉服町駅から徒歩6分ほどの場所にある 西門蒲鉾本店。1913年(大正2年)に創業した蒲鉾専門店です。西門というちょっと変わった名前の由来は、店舗が国の重要文化財である聖福寺の西門にあるから、という理由だそう。そんな歴史ある場所で、昔ながらの製法でかまぼこ作りを続けているのが同店となります。
という、西門蒲鉾本店さんの外観です。モダンな作りになっていますが、歴史的意匠が感じられる作りですね。

店内に入りました。まずは蒲鉾や竹輪のコーナーです。鹿児島県産の鰻を使ったものや、イカを使ったもの、明太子入りなどもあって、バリエーション豊かです・
そしてこちらは揚げ蒲鉾コーナー。全て1口サイズになっていて、おかずにもビールのアテにも良さそうです。

ということで今回は2種類書いました。新玉ねぎかき揚げ天と明太チーズです。

めんたいチーズって考えた人天才だよね。
こんな感じの一口サイズです。蒲鉾由来の甘さと、明太子のしょっぱさ、そしてチーズのコクのバランスが最高でした。もう一つの新玉ねぎの方は、玉ねぎのシャキシャキ感が楽しく、美味しかったです。

九州は鹿児島はもちろんですけど、揚げ蒲鉾の文化が強いなと感じていて、西門蒲鉾さんも、揚げてないのと揚げているのが半々って感じでした。ここから南に降っていくと、揚げていくのが主流になる印象があります。どっちも美味しいので、どっちも選べるのは嬉しいですね。
———西門蒲鉾本店 基本情報———-
〇創業年 1913年創業 (大正2年)
〇営業時間
・9:30 – 18:30
※火曜日 定休日
〇住所
福岡県福岡市博多区上呉服町5−172
(公式サイト)⇒ 西門蒲鉾本店