ヒグラシ珈琲店、テイクアウトコーヒーを楽しむ / 兵庫 豊岡市 1930年 (昭和5年)

兵庫県の北部、但馬(たじま)地方の中心に位置する豊岡市は、北は日本海に面し、中央部には円山川が育む豊かな盆地が広がる、自然の恵みあふれるまちです。『古事記』や『日本書紀』にもその地名が記されるほど歴史は古く、奈良・平安時代には但馬国の中心地として栄えました。「豊岡」という地名は、文字通り「豊かな岡」となるよう願いを込めて名付けられたとされています。明治維新後には一時「豊岡県」の県庁所在地となりましたが、後に兵庫県に編入されました。観光名所も非常に多彩で、開湯1300年の歴史を持ち、志賀直哉ら多くの文人墨客に愛された「城崎(きのさき)温泉」や、「但馬の小京都」と呼ばれる出石(いずし)の城下町が人気を集めています。名物の「出石皿そば」や冬の「松葉ガニ」、但馬牛などの美食も魅力です。

1930年創業、創業期の”薪火焙煎“を今も受け継ぐ ヒグラシ珈琲店


信用金庫大開支店前(大開)のバス停から徒歩1分ほど、 JR豊岡駅から徒歩5分ほどの場所、豊岡市千代田町・豊岡駅のアーケード街に本店を構える バス停「信用金庫大開支店前(大開)」から徒歩1分ほどの場所にある ヒグラシ珈琲店 駅通本店。1930年(昭和5年)、北但大震災後の復興でにぎわいが増した大開通で、初代・谷垣光次氏が創業したコーヒー屋さんです。ヒグラシが「カナカナ・・・」と鳴いていた夏の終わりに創業されたとのこと。同店の特徴といえば、創業期から使い続けている鉄工所で作った鉄釜の焙煎機による”薪火焙煎”。まだコーヒーの焙煎機が簡単に手に入る時代でなかったため、自作したとのこと。現在は豆の販売を中心に、日常の一杯から特別な一杯までをサポートされています。本店ではクラシカルなコーヒールームで楽しむことも可能です。

という、ヒグラシ珈琲店さんの外観です。商店街に突如現れるクラシックな空間です。看板のアルファベットHIGURASHI珈琲店の文字がカッコ良いですね。

店内のよお薄です。コーヒー豆を中心にコヒー関連グッズやお茶まで販売されています。こちらがコーヒー豆です。世界中から選りすぐられた豆が並んでいます。

パック詰されたアイスコーヒーや、カフェオレベース、ディップスタイルコーヒーまで、豆以外も各種提供されています。こちらがテイクアウトメニューです。ホットコーヒーはもちろん、ラテやアイス系、紅茶・ジュースまで提供されています。
今回はシンプルにホットコーヒーをオーダーしました。スリップに書いてある漢字が読めなかったのでお伺いしたところ、蜩 = ヒグラシなのですね。勉強になりました。

街に溶け込んでいるコーヒー店が90年を超える歴史を持っている、というのはとてもリッチな文化的背景のある街だなと感じました。私がお伺いした日は、商店街全体で子供達が買い物をするイベントの日で、朝から子供達がお店訪れていました。イベントも、それに参加されているヒグラシコーヒー店さんも素敵だなぁと感じました。

店舗情報

店舗名:ヒグラシ珈琲店 駅通り本店

創業年:1930年 (昭和5年)

営業時間:小売 10:00 - 18:00
コーヒールーム 10:00 - 17:00 (LO 16:30)

定休日:火曜日

住所:兵庫県豊岡市千代田町1−5 [地図を見る]

公式サイト:ヒグラシコーヒー|蜩珈琲 1930年創業の自家焙煎コーヒー専門店

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