振發茶行、日月潭 小蕊金萱 蜜香紅茶を買う / 台湾 台南市中西区 1860年創業

台湾島南西部に位置する台南市は、台湾で最も早くから開かれた古都であり、数々の史跡が残ることから「台湾の京都」とも称される直轄市です。「台湾」という地名は、もともと台南一帯(安平周辺)を指す呼称でしたが、のちに島全体の名称になったという歴史を持ちます。市内には、オランダ統治時代の拠点・ゼーランディア城の跡地である「安平古堡(あんぴんこほう)」や、英雄・鄭成功を祀る「延平郡王祠」など、台湾の歴史を象徴する重要な史跡が多く点在し、現代の街並みと共存しています。台南は肥沃な平野に恵まれた農業大国でもあります。愛文マンゴーやパイナップル、文旦(ザボン)、アボカドなどのフルーツや野菜の生産が盛んです。食文化においては「美食の都」として名高く、「台南小吃(シャオチー)」と呼ばれる伝統的な一品料理の宝庫です。

1882年創業、台湾最古級の茶商 振發茶行 (Zhen Fa Teashop)

台南市バス・西門 民權路口から徒歩3分ほど、中西区の民権路に店を構える 振發茶行。1860年、福建出身の嚴朱氏が台湾に渡り、福建の武夷茶を扱う盛發茶行を創業したことが始まりです。その後、錢莊(金融業)も並行して行いますが、茶行に絞られその際に”商いを振るい起こす”願いをこねて「振發」とされました。現在は5代目と6代目候補によって運営されています。

という、振發茶行さんの外観です。看板がぶら下がっているのは新しいな。
少し寄りで。ガラス面に緑とあかでロゴが掘ってあります。1860年創業も押されていますね。

店内に入りました。昔使われていた茶葉を管理する壺的なものが飾られていました。これ錫罐というそうで、戦時中は空襲の際にこれをもって防空壕に移動していたそうです。 そしてここにも百年老店の看板が。こうやって共通のサインを飾るのは凄く良い方法ですね。
お茶がテーブルに並べられていました。紙で包んだものと、真空パックされたものがあります。
お店の方とお話ししたところ、「これすごく良いお茶」と勧めれたものを買いました。真ん中に日月潭蜜香紅茶と書かれています。日月潭 = 栽培場所、蜜香 = 天然の蜂蜜のような香りがする製法(害虫のウンカが茶葉を噛んで生まれるらしい)の紅茶です。右に書いてある小蕊金萱は 小蕊 = 小さな芽でつんだ高級なもの、金萱 = ミルクのような甘い香りが特徴の茶葉とのこと。
パッケージ裏側です。1860年創業のようですが、since1836とも書かれています。これは創業者の生まれ年の模様。
で、パッケージを取ると、こんな感じで真空パックされたお茶が出てきます。上部には小葉金萱蜜紅と書かれています。上述した説明とほぼ同じですが、小さい芽を積んで作られる金萱の蜂蜜のような香りがするお茶ということですね。
で、今回も一度に大量に作りました。

ベースは紅茶なのですが、確かに微かなミルク香と蜂蜜香がします。情報に引っ張られている気がしなくもないですが。飲んだ時よりも、パッケージを開けた時により強く感じられました。お茶そのものの作り方だけで、こういった香りがするって面白いなぁ。

——-振發茶行 Zhen Fa Teashop 基本情報———-
〇創業年 1860年創業
〇営業時間
・11:00 – 18:30
※定休日なし
〇住所
台湾台南市中西区民権路1段137号
(公式サイト) ⇒ 百年老店 振發茶行 Since 1860

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