墨田園、名物つりがね最中の小倉餡&抹茶餡 / 東京 墨田区墨田・鐘ヶ淵 1874年創業 (明治7年)

墨田区北部の墨田(すみだ)は、1965年(昭和40年)の住居表示実施で、旧:吾嬬町西・旧:寺島町・隅田町の各一部から墨田一~五丁目となりました。墨堤(隅田川の堤)の墨と隅田川の田とから成る区名に倣った町名です。町域中部を南北に東武鉄道が通り、中央部に旧地名に因む鐘ヶ淵駅が所在しています。1620年(元和6年)に寺院が亀戸村に移転の際に船から鐘を川に落とした・1720年(享保5年)に寺鐘が洪水で流された・千葉常胤息女供養で建立の寺の鐘が、1552年(天文21年)に千葉氏を下した北条氏が戦利品で船で運んだ際に若い女の泣き声と共に川が荒れて沈んだ等の複数の沈鐘伝説があり、隅田川が大きく西から南に曲がる地点が古くから鐘ヶ淵と称されています。町内には老舗の和菓子店が残っています。

1874年創業、鐘ヶ淵エリアの名物土産・つりがね最中を販売する 墨田園 (すみだえん)

墨田二丁目のバス停から徒歩4分ほど、東武スカイツリーライン・鐘ヶ淵駅から徒歩2分ほどの場所にある  墨田園。1874年(明治7年)に創業した和菓子店です。名物の元祖つりがね最中は昭和初期に3代目のご主人が「街にちなんだ名物を作りたい」と開発をしました。この地域、鐘ヶ淵には隅田川に沈んだ鐘の伝説(上1620年普門院説、1720年長昌寺説、1552年の寺不詳の説)があり、その伝説をモチーフにした釣鐘型のモナカとなります。小倉・抹茶・柚子の3種類が発売され、地元の手土産として活用されています。

という、墨田園さんの外観です。大通りに面した場所にあります。
看板には「元祖 つりがね最中」の文字が。
店内に入りました。3種類のモナカの詰め合わせが販売されています。左下のは45個入りです。大口の注文も多そうですね。
今回は抹茶餡・小倉餡の2つを購入しました。
こちら袋から取り出した図です。墨田園と真ん中に書かれた、綺麗な釣鐘の形をしています。

何度か書いているのですが、和菓子店にはその土地をモチーフにしたお菓子が置いてあるケースが多く、そこからその土地を知る手掛かりになるのが好きです。沈鐘伝説は調べたところ、8代将軍・徳川吉宗が鐘を引き上げる命令を出したものの、美しい女性が現れて止めた、という後日談がありました。だからまだ鐘は近くに沈んだまま、ということのよう。いつかその伝説が明かされることがあるのかしら、と思いつつ、ここは謎のまま置いておくほうがきっとその土地の楽しさに繋がるのだろうなぁ、なんて思っています。

—— 墨田園 基本情報———-
〇創業年 1874年創業 (明治7年)
〇営業時間
・9:00 – 17:00
※火曜日 定休日
〇住所
東京都墨田区墨田4丁目9−17
(食べログ) ⇒ 墨田園 – 鐘ケ淵/和菓子 | 食べログ

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