福岡県南部の柳川市は筑紫平野の平坦地にあり、市内を掘割が縦横に巡る“水郷”の町です。地名は今も堀端に多く生えている柳の木に由来するとされています。戦国期に蒲池氏の柳川(河)城下となり、安土桃山期に短期の立花氏を経て岡崎城から入城した田中氏が柳河(川)藩を興して、かつて蒲池氏が開発した城周辺掘割の整備や開墾・治水・有明海干拓堤防築堤等を行い、江戸期は返り咲いた立花氏が治めました。掘割の川下りで知られ、柳川城址(国史跡)・旧領主立花氏別邸庭園(御花・松濤園、国名勝)・出身者の北原白秋生家・記念館等の名所・旧跡も多数あります。干拓地の米やイグサ栽培・有明海沿岸の海苔養殖・漁業が盛んです。海苔・水産品・魚介練製品・粕漬(平貝貝柱・海茸)等の特産物があり、鰻蒸籠蒸しが名物で、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。
1681年創業、柳川名物うなぎのせいろ蒸し発祥店 本吉屋 (もとよしや)
京町のバス停から徒歩1分ほど、西鉄天神大牟田線・西鉄柳川駅から徒歩12分ほどの場所にある 本吉屋。1681年(天和元年)に創業した340年以上の歴史を持つ、地域を代表する老舗店です。柳川市には「うなぎのせいろ蒸し」という文化庁の100年フードにも認定された名物があるのですが、本吉屋さんはその発祥店として知られています。焼き上げた蒲焼をご飯と共に盛り付けて、蒸籠で2度蒸しあげて作る食べ物です。
という、本吉屋さんの外観です。料亭のような雰囲気。

外側からの風景です。ロケーションが良すぎる。

店内に入りました。雨の日だったので窓ガラスが曇っていますが、こんな感じでお庭の緑を楽しむこともできます。
席からの様子です。風情があって良いですねぇ。
席には100年フード認定の表彰状的なものも飾られていました。
メニュー表はこちらです。せいろ蒸し単体もオーダー可能ですし、定食にすることも可能です。
しばらく待っていたらやってきました、元祖うなぎせいろ蒸しです。初めて食べます。ご飯も鰻ももっちりすること、ご飯側はタレ味の染み込み具合も上がっていてめちゃくちゃ美味しい。

上から撮った図です。錦糸卵は映え的にも良い仕事してくれています。

肝吸いもついていました。落ち着く〜。
うなぎのせいろ蒸し、めちゃくちゃ楽しみにして訪問したわけですけれど、期待を上回る感動を与えてくれてとっても満足でした。本吉屋さんは味だけでなく、お店の雰囲気も最高で、少し遠出して訪問する価値のあるお店だなと感じました。他の100年フードの食べ歩きもしたくなってきた。
—— 本吉屋 基本情報———-
〇創業年 1681年創業 (天和元年)
〇営業時間
・10:30 – 19:00
※月曜日 定休日
〇住所
福岡県柳川市旭町69
(公式サイト)⇒ 元祖うなぎせいろむし本吉屋