香川県の東部に位置し、瀬戸内海の志度湾・津田湾に面するさぬき市は、2002年(平成14年)に大川郡の5町(津田・大川・志度・寒川・長尾)が合併して誕生しました。市名は旧国名の「讃岐」に由来し、親しみやすいひらがな表記となっています。江戸時代は高松藩領として栄え、エレキテルで知られる発明家・平賀源内の出身地(志度地区)としても有名です。伝統的工芸品の「桐下駄」をはじめ、志度湾で養殖される「牡蠣」、山間部での「自然薯」や「ブドウ(さぬきワイン)」などが知られています。食文化では、「讃岐うどん」はもちろん、サワラを酢で締めた郷土料理「カンカン寿司」や、香川独特の「あん餅雑煮」、伝統菓子の「しょうが板」や「白下糖(和三盆の原料)」などが親しまれており、市内には歴史ある菓子店や食品店が点在しています。
大正後期創業、10-4月季節限定あげ餅が名物 三好松月堂 (みよししょうげつどう)
JR高徳線・讃岐津田駅から徒歩5分ほどの場所に店舗を構える 三好松月堂。詳しい創業年はわかりませんが、2026年現在は創業100余年、2012年に創業約90年と書かれていたことから、おそらく1922年前後の大正期の後半に創業したと思われる老舗和菓子店です。現在は3代目・鎌田正治氏、4代目・三好隆史氏によって運営され、4代目が洋菓子修業をされていることから、和菓子・洋菓子どちらも提供されています。名物は10月-4月限定で販売される”あげ餅”で、この季節は店舗だけでなく、道の駅や県外等でも販売をされています。
という、あげ餅を発見して購入しました。

取り出した図。素朴な味ですが、お米の旨み・甘味がしっかり感じられて美味しい。
素朴なお菓子ほど、原材料と技術の差が見えやすいと感じています。その点で言うと、このあげ餅は長年培われた技術を感じる、郷愁を感じる上品な仕上がりでした。売っているのを見るとつい買いたくなってしまう地元民の気持ちも理解できます。見つけたらまた買いたい。
——-三好松月堂 基本情報———-
〇創業年 大正後期創業 (1900年代)
〇営業時間
・7:00 – 18:00
※日曜日 定休日
〇住所
香川県さぬき市津田町津田1157−3
(公式サイト) ⇒ 三好松月堂|みよしの和菓子・和菓子|香川県さぬき市