江戸時代に日本の道路網(五街道)の起点として、日本橋川に架けられた日本橋を中心に交通の要所となった中央区日本橋。江戸を代表する大商業地として賑わったこの街は、日本銀行本店や東京証券取引所などが立地する日本を代表する金融街でもあり、東京を代表する老舗の飲食店・和菓子店・食品店などの一大集積地となっています。
明治初期発祥説あり、元祖ハヤシライスを販売する maruzen cafe
地下鉄 日本橋駅から徒歩1分ほど、東京駅から徒歩7分ほどの場所にある 丸善 日本橋店。この巨大な本屋の3Fにはカフェがあるのですが、そこでは元祖ハヤシライスが食べられます(発祥については諸説あり)。
先に丸善についてですが、1869年(明治2年)、横浜にて早矢仕 有的氏(はやしゆうてき)氏が丸屋商社として創業し、翌年現在本社を構える日本橋へ移られ洋書や文具の扱いを始めます。そんな早矢仕 有的氏は明治初期に自宅にお客さんが来た際に、肉や野菜を煮込んだものをご飯と共に振る舞っており、それが早矢仕さんのライスから、ハヤシライスになったと丸善には伝わっています。そんな丸善で生まれたハヤシライスは、なんと日本橋本店のカフェで食べられるのです。
※ハヤシライスはハッシュドビーフが訛った説等他の発祥説もあります。
ということで、丸善日本橋店へやってきました。2007年にリニューアルされています。
その3階にはmaruzen cafe があるのです。運営はCAFÉ de CRIÉさんです。
店頭のモックにも早矢仕ライスが飾られています。
店内に入りました。1ページ目から早矢仕ライス推しのセットが紹介されています。
中面です。左下がちょっと見切れていますが、ハヤシライス誕生の話が載っています。
今回はセットでオーダーしました。まずは生ハムのサラダが運ばれてきます。
そして、ハヤシライスです。デミグラスの酸味・苦味・甘味のバランスがとても良い。
友人と行ったのですが、彼はケーキセットをオーダーしてました。
モンブラン美味しそう…!
元祖系は諸説あるものが多く、取り上げづらいのもたまにあります。ハヤシライスも他のお店が元祖を主張していたり、丸善さんのお店で出していたものでなかったり(早矢仕さんが自宅で出していたもの)なので、このサイトで紹介するか悩んだのですが、元祖かもしれない味が食べられることはとても貴重なことなのでご紹介しました。東京駅からも近いですし、丸善の日本橋店は物凄く楽しい場所なので、よかったらご訪問下さいませ。
——— 丸善ジュンク堂 基本情報———-
〇創業年 明治初期に開発
以下はMARUZEN café 日本橋店の情報です。
〇営業時間
・9:30 – 20:30
※定休日なし
〇住所
東京都中央区日本橋2丁目3−10 日本橋丸善東急ビル 3階
(公式サイト) ⇒ 丸善ジュンク堂書店ネットストア | 書籍・漫画・写真集・文具の購入 – 書店員のおすすめや大賞などで新たな本との出会いを