加登長 総本店、鴨の治部煮定食 / 石川 金沢市 1897年創業 (明治30年)

石川県庁所在地の金沢市は、江戸時代は加賀・能登・越中の三国を治めた加賀藩(102万5千石)前田家の城下町として繁栄。金沢の地名は、芋掘り藤五郎が山芋洗いの際に砂金が出た“金洗いの沢”(“金城霊澤”、兼六園内の金沢神社隣の泉)に由来するとされています。加賀野菜・鰤・ズワイガニ(雌は香箱ガニ)・清酒等の県特産食品を始め、治部煮・かぶら寿司・ごり料理・笹寿司・金沢おでん等の加賀料理・郷土食や各種和菓子等の食・菓子文化も豊かで、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。

1897年創業、金沢で1番古いうどん店 加登長 総本店 (かどちょう そうほうてん)

武蔵ヶ辻・近江町市場のバス停から徒歩2分ほど、金沢駅から徒歩17分ほどの場所にある 加登長 総本店。1897年(明治30年)、小松駅が開通する直前に和田長平氏が駅前の角地に店舗を開いたのが創業です(和田長平氏は小松市長・和田伝四郎氏の叔父にあたる人物)。小松市は江戸期より「うどん」が名物ですが、その大衆的な「小松うどん」のルーツ的存在が加登長さんとなります。
加登長さんはその後、鉄道が金沢まで進捗したことを機に、金沢に移られています。また経営は吉田太郎吉氏に引き継がれ、今も吉田家の方々によって運営されています。加登長は暖簾分け店含め、最盛期には30店舗以上あり、加登長会を設立したのも吉田太郎吉氏で、中興の祖とも言える人物です。

という、加登長 総本店さんの外観です。夜にお伺いしたので、暗め写真ですみません。
店外看板です。自家製麺が売りの1つです。
店頭のディスプレイもそそりますね。
店内に入りました。自家製麺は、国産小麦を使用とのこと。
定食系も充実しています。金沢の味である治部煮があるのも嬉しいですね。
加賀野菜・海老の天ぷら、なんてメニューも。気になりますね。
今回は鴨に治部煮定食をオーダーしました。治部煮、うどん、さらだ、五目ごはん等ついていて、とても豪華。
うどんは、関西系の近い味わいでした。
そして、治部煮。芯から温まる系の食べ物ですよね。
せっかくなので、加賀野菜の天ぷらも追加でオーダー。野菜によってはちょっとした苦味もあって、味わい深いです。
ご飯も出汁の味しっかり目で美味しかったです。
こちらは店内に掲示されていた看板です。初代・和田長平氏、2代目・和田卯一郎氏、3代目・吉田太郎吉、4代目・吉田長久氏、5代目・吉田長俊氏、6代目・吉田浩氏です。歴代のご主人の名前が載っているのは珍しいかも。
加登長 総本店さん、近江市場近くにありますが、価格帯的にも地元客でも使いやすそうなお店で、金沢の日常感があって良かったです。旅行者が訪問しても地元感を感じられるし、価格帯も良いのでおすすめ度高いです。地元に溶け込んだお店に行くのも旅行の醍醐味ですよね。

——-加登長 総本店 基本情報———-
〇創業年  1897年創業 / 明治30年創業
〇営業時間
・11:00 – 21:00
※水曜日 定休日
〇住所
石川県金沢市下近江町42
(食べログ)⇒ 加登長 総本店 (かどちょう) – 北鉄金沢/うどん | 食べログ

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