長野県北部(北信地方長野地域)で千曲川東岸の須坂(すざか)市は、江戸時代は須坂藩の陣屋町で、1954年(昭和29年)に上高井郡須坂町が市となり、1955年(昭和30年)に同郡2村を、1971年(昭和46年)に同郡1村をそれぞれ編入して現市域となりました。松川(信濃川系)・百々川(千曲川支流)の2つの緩やかな扇状地(砂礫質の水捌け良い乏水地)に開けており、“す(洲)・さ(砂)・か(処)”あるいは“す(洲)・さか(坂)”が地名の由来とされます。明治期~昭和初期は製糸業で栄え、当時を偲ばせる土蔵・土壁造りの商家が残っています。葡萄(巨峰等)・林檎・桜桃・ブルーベリー・村山早生牛蒡・なめ茸・林檎ジュース・清酒・糀・味噌・醤油・餅菓子・おやき・みそすき丼等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の料理店・飲食店・和菓子店・和洋菓子店・醸造所(糀・味噌・醤油・清酒)・葡萄農園・旅館などが残っています。
1804年創業、銀座で年間1万個売れる りんご小径の製造販売を行う 二葉堂
八幡町南のバス停から徒歩2分ほど、長野電鉄・須坂駅から徒歩15分ほどの場所にある 二葉堂 須坂店。1804年(文化元年)、初代・長次郎氏が江戸で修業を積み、須坂藩主・堀直皓公に二葉屋の屋号を拝領したことが創業となります。また1808年に須坂藩の御用菓子司に任命されおり、須坂藩とかなり深い関係にあったお菓子屋さんと言えそうです。1851年には2代目・百助氏が十二代将軍徳川家慶公から褒賞御下賜され、1853年には屋号を現在の屋号を二葉堂へと改められています。4代目・文治氏の時代にカステラづくりを始められ、カステラは現在も同店の代表銘菓となっています。
という二葉堂さんの本社へ。こちらは販売はされていないので、表敬訪問だけです。
門の外、遠くから眺める本社の図。

こちらは二葉堂 須坂店さんです。白バックに青文字の看板かわいいですね。

入り口はこんな感じです。夜遅かったので暗めですみません。
店内に入りました。圧巻のディスプレイ!

洋菓子を充実しています。洋菓子を売る和菓子屋さんは、地元密着感があって個人的に大好きです。
カステラ系もずらりと。看板メニューですからね。
で、今回は二つ買ってきました。上がりんご小径(こみち)、下が長楽萬年かすていらです。
まずはりんご小径から。このお菓子、銀座の長野アンテナショップで年間1万個売れている超人気商品なんです。

パッケージ裏側です。卵・砂糖・りんご・小麦粉・ラム酒・蜂蜜等が主要な原材料です。

中身はこんな感じ。ざっくり言えばリンゴ味のバームクーヘンといった感じ。めちゃくちゃ美味い。
そして、長楽萬年かすていらです。
卵・砂糖・小麦・水飴オンリーで作られています。好感持てますね。
中身はこんな感じ。卵が多めなのかしっとりしていて、とても美味しかった。

長野県は素敵なお菓子が多過ぎでベストお土産を選ぶのが大変なのですが、そんな激戦区に「りんご小径」というこれまた素晴らしいお菓子と出会ってしまいました。なんなんだ、長野の凄さ。長野ってリンゴ大国なだけでなく、お菓子大国だったのか、と最近感じてきております。
———二葉堂 基本情報———-
〇創業年 1804年創業 (文化元年)
以下は二葉堂 須坂店の情報です。
〇営業時間
・9:00 – 19:00
※定休日なし
〇住所
長野県須坂市墨坂南2丁目8−15
(公式サイト)⇒ 長野の老舗菓子店「二葉堂」