林永泰興蜜餞行、甘甜梅・鳳梨片の餞行を買う / 台湾 台南市安平区・延平街 1882年創業

台湾島南西部に位置する台南市は、台湾で最も早くから開かれた古都であり、数々の史跡が残ることから「台湾の京都」とも称される直轄市です。「台湾」という地名は、もともと台南一帯(安平周辺)を指す呼称でしたが、のちに島全体の名称になったという歴史を持ちます。市内には、オランダ統治時代の拠点・ゼーランディア城の跡地である「安平古堡(あんぴんこほう)」や、英雄・鄭成功を祀る「延平郡王祠」など、台湾の歴史を象徴する重要な史跡が多く点在し、現代の街並みと共存しています。台南は肥沃な平野に恵まれた農業大国でもあります。愛文マンゴーやパイナップル、文旦(ザボン)、アボカドなどのフルーツや野菜の生産が盛んです。食文化においては「美食の都」として名高く、「台南小吃(シャオチー)」と呼ばれる伝統的な一品料理の宝庫です。

1882年創業、台湾最古の蜜餞(砂糖漬け)専門店 林永泰興蜜餞行(chycutayshing)

台鉄・台南駅から車で20分前後の場所、安平老街(延平街)に店舗を構える 林永泰興蜜餞行。1882年創業と紹介されることの多い蜜餞(砂糖漬け / ドライフルーツ)の専門店で、同カテゴリーでは台湾の最古店とされています。元々は漁師だった林蔭氏が漁の閑散期に、副業として蜜餞を作り始めたのが創業とのこと(閑散期=小月を乗り越える度小月)。清朝官府が授けた優良製品の標章が飾られており、「今も清代の味が購入できるお店」として知られています。ちなみに土日は時間帯によっては行列のできる人気店です。

という、林永泰興蜜餞行さんの看板です。林に赤丸が書いてあるのを見逃して、永泰興だと思っていたのは秘密ね。
こちらが看板です。この瓢箪の商品が、清朝官府の優良製品の標章なのだそう。
店内に入りました。餞行がずらりと並んでいます。フルーツ系が多いですね。 袋詰めされたものもあります。

めっちゃ種類が多い。
繁体字読めない勢としては手にとって中身を確認するしかないというね。
で、今回は2品購入しました。左が甘甜梅、右が鳳梨片です。 こちらが鳳梨片 = パイナップルですが、表面からだと良くわかんないですね。
ということで裏面をどうぞ。パイナップルの砂糖漬けです。砂糖漬けだから当然甘いんですけれど、もともと酸味を持つパイナップルなので、甘いと酸っぱいのバランスがよく、とてもおいしくなっています。これで日持ちするんだから、素晴らしい発明ですね、砂糖漬けって。
そして、甘甜梅です。甘み、酸味、塩味のバランスを追求した”台湾式の干し梅”とのこと。塩漬けして干したものを甘みがついたシロップにつけ、さらに干す、という中々手間のかかる工程で作られています。これは好き嫌いが分かれるかもしれない(そして好きな人は熱狂的に好きだと思う)。

餞行というカテゴリー自体を今回初めて知ったのですが、ものすごい人気なのですね。私が訪問した時は、平日だったこともあり日本人旅行客の方はそこまでいなかったですが、台湾の方が沢山訪れてました。Googleで検索すると、日本人の方のブログが沢山出てくるので、かなり知名度のあるお店だと今更知りました。無知、怖い。

——-林永泰興蜜餞行 chycutayshing 基本情報———-
〇創業年 1882年創業

以下は、安平老街店の情報です。
〇営業時間
・11:30 – 19:00
※火曜・水曜 定休日
〇住所
台湾台南市安平区延平街84号
(公式サイト) ⇒ 林永泰興蜜餞行,台南蜜餞,台南市政府頒「優良百年老店」。 – 林永泰興蜜餞行

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