江戸時代初期に隅田川に架橋された大橋は、旧武蔵国と旧下総国とを結ぶことから両国橋と称されるようになりました。当時の両国は隅田川西側(現・中央区東日本橋)を多くは指し、東側の墨田区両国は向両国(むこうりょうごく)と称されていました。鼠小僧次郎吉など著名人の墓があり、近年はペット供養でも知られる両国回向院や赤穂浪士討入の吉良邸跡の区立本所松坂町公園等の名所旧跡が所在しています。隣接の墨田区横網に建つ両国国技館や都立江戸東京博物館が多くの人を集めるこの町にも、老舗の飲食店が残っています。
1895年創業、半世紀ぶりに角打ちを復活させた 大橋屋酒店 (おおはしやさけてん)
総武線・両国駅から徒歩2分ほど、大江戸線・森下駅から徒歩9分ほどの場所にある 大橋屋酒店。1895年(明治28年)に創業した酒屋さんです。両国という土地柄、相撲部屋へのみりんやお酒の配達や、力士用の贈答用のお酒の準備等をされています。2019年には、50年振りに角打ちを復活させ、大相撲帰りの方や近隣の方に愛される店舗となっています。
という、大橋屋酒店さんの外観です。角地に立っています。角打ちのノボリも立っていますね。
逆サイドからです。P箱(酒ケース)が、机代わりになっています。
歴史ある酒屋さんだけあり、かなり珍しい銘柄含めて色々なお酒がいっぱいから飲むことができます。この時も茨城・栃木・宮城・山形・新潟・岐阜・熊本など幅広いお酒がオーダー可能でした。
私は今回この「望」スプラッシュ 純米大吟醸 火入れという、栃木県益子町・外池酒造店さんのお酒をオーダーしました。
で、せっかくなので”なとり”のおつまみと一緒に。微発泡の柔らかな口当たりとフルーティーな飲み口がとても美味しいお酒でした。

少し早い時間の訪問だったので私が最初のお客さんだったのですが、すぐにお客さんが連なるようになってきて、半分ぐらいの席が埋まりました。ほとんどの人が1人で来店するのですが、ここで知り合いになった人が多いようで、「今日は何飲んでるの?」みたいな会話が始まるのが素敵だなと思いました。こういう地域の交流の場があるのは素敵だし、それを媒介しているのが老舗店が選んだ全国のお酒だ、ってのも最高だよなぁ、なんて。
———大橋屋酒店 基本情報———-
〇創業年 1895年創業 (明治28年)
〇営業時間
・11:30 – 21:00 ※角打ちは17:00から
※日曜日 定休日
〇住所
東京都墨田区両国3丁目21−13
(公式サイト) ⇒ 大橋屋酒店