長野県北東部の上高井郡は、江戸時代は信濃松代藩・信濃須坂藩・幕府直轄領等で、明治初期の郡発足時には現在の須坂市・長野市松代町等を含んでいましたが、現在は小布施町(おぶせまち)及び山田温泉等の信州高山温泉郷で知られる高山村の1町1村が属しています。県内最小面積自治体の小布施町は幕府直轄領だった江戸時代には千曲川舟運や菜種油・綿布生産で交通・経済の要所として栄え、晩年4年間在住した葛飾北斎・小林一茶等の文化人を豪商が招き、今も町内に北斎館等12の美術館・博物館や古刹等があって多くの観光客で賑わっています。農作不適土壌で室町期に取り寄せた丹波栗の苗木が育って将軍家献上品にもなった栗や林檎・葡萄等が特産で、純栗羊羹・純栗かのこ等の栗菓子や栗おこわ・落雁(楽雁)・ワイン等の名物があり、町内には老舗の飲食店・複数の和洋菓子店・酒蔵などが残っています。
1923年創業、桝一市村酒造場が設立した菓子店 小布施堂 (おぶせどう)
小布施のバス停から徒歩1分ほど、小布施駅から徒歩10分ほどの場所にある 小布施堂。1923年(大正12年)、桝一市村酒造場さんが小布施果実加工株式会社を設立します。この企業が後に「栗鹿ノ子」や「栗羊羹」で知られる小布施堂となります。現在はお菓子屋さんの運営だけでなく、宿泊施設・桝一客殿の運営等、小布施の街を体感してもらう事業展開をされています。
という、小布施堂さんの外観です。横に長い日本家屋で質感含めて最高にカッコ良い。
今回は「栗の点心 朱雀」を食べにきたのですが、見事に終了していたよね。来年度以降チャレンジをしたい。
気を取り直してランチを、と思ったのですが、ランチも人気すぎて長い行列が。次の予定含めると待てない状況だったので泣く泣く断念。
ということで、お土産購入に切り替えです。栗を軸にした商品が物凄く沢山あります。
栗かのこどら焼きめっちゃ美味しそう(で、買ったのですが写真を撮り忘れた…)。
ということで、その前タイミングで買った栗羊羹の写真をどうぞ。
購入したのはミニサイズで、原材料は栗・砂糖・寒天のみ。シンプルイズベストな構成ですね。
こんな感じで個包装で3つ入りでした。栗の味が濃くって最高…!
小布施訪問はそこまで広くないエリアに、魅力的なお店が物凄く密集しています。しかもそのほとんどが老舗店という、マニアにとってはめちゃくちゃ楽しい状況です。特に栗シーズンは限定品も多いし混み合っているので、時間の余裕を持って訪問すべきだと痛感しました。そうやって複数回行く理由ができるのは個人的に歓迎でもありますが。
———小布施堂 基本情報———-
〇創業年 1923年創業 (大正12年)
〇営業時間
・9:00 – 17:00
※定休日なし
〇住所
長野県上高井郡小布施町小布施808
(公式サイト)⇒ 栗菓子の小布施堂(オブセドウ)|信州 長野 小布施