中華民国(台湾)の首都・台北市は、政治・経済・文化の中心地であり、金融やメディア産業が集積する活気ある都市です。世界的なコレクションを誇る「国立故宮博物院」などの文化施設や、レトロな風情が残る「北投温泉」、若者の街「西門町」、最大の規模を誇る「士林夜市」など、多彩な観光スポットが点在しています。エリアごとに表情も異なり、北部には外国人居住者も多い高級住宅地「天母(ティエンムゥ)」が、南部には鉄観音茶の産地として知られる「木柵(ムーチャ)」があります。食文化も非常に豊かで、小籠包や牛肉麺、タピオカミルクティー、マンゴーかき氷など、屋台料理から高級店まで多種多様なグルメが楽しめる美食の街として世界中の人々を魅了しています
1936年創業、お菓子の良い香りをそのまま野合とした 李亭香 (LI TING XIANG)
MRT 大橋頭駅の1番出口から徒歩5分ほどの場所、迪化街の中に店舗を構える 李亭香。1895年、大稲埕にて洋風のケーキ作りを修行した創業者・李登飛氏が故郷に菓子店を開いたことが創業です。2代目・李源潭氏の時代に迪化街に店舗を構えたようです。店名は店から漂うケーキの香りからイメージし名付けられたそう。2020年にカフェを併設し、伝統の技術を守りつつも新しいお菓子作りを続ける革新的な老舗菓子店として営業をされています。
という、李亭香 迪化街本店の外観です。煉瓦造りの店舗がカッコ良いですね。
入り口にはカフェメニューの案内もありました。
店内に入ります。左側が小売、右側がカフェスペースです。

小売スペースを正面から。壁側の亀甲型の意匠は名物の金錢龜(後述)からきているのかと。

緑豆のお菓子も売っていました。あんまり日本で使わない素材だなぁ。
このカウンターで購入&カフェコーナーのオーダーができます。

私はコーヒーと、翠玉緑豆糕をオーダーしました。
翠玉緑豆糕をアップで。緑豆の粉を使った落雁的なものの中に、小豆餡が入っていました。粉感的に落雁っぽくはありましたが、水分を含んでいるので、食感は生菓子に近いです。緑豆の味の濃さ含め、結構未知の味わい。美味しかった。
そして、こちらは友人が頼んだ金錢龜です。代表銘菓の1つのよう。
金錢龜は周りがピーナッツ粉を使っている、こちらもしっとり系の落雁のようなお菓子。味わい的に和菓子に近いんだけれど、ピーナッツを使うことはないので、こちらも結構未知の味で楽しい。
と、水のグラスが可愛かったので、そちらも1枚どうぞ。

この日が台湾の伝統菓子的なものを食べる人生初の日だったので、和菓子と違う感覚に楽しさを覚えました。系列的には洋菓子とは異なり、和菓子側の方向性にはあるんだけど、使っている素材も食感も異なっていて、とにかく楽しく食べられました。世の中にはまだまだ知らない美味しいものがあるなぁ。
——-李亭香 (LI TING XIANG) 基本情報———-
〇創業年 1895年創業
〇営業時間
・10:00 – 19:00
※定休日なし
〇住所
台湾台北市大同区迪化街1段309号
(公式サイト) ⇒ 李亭香 | 台湾伝統菓子 | LI TING XIANG