美月堂、横綱どら焼 明石太鼓を食べる / 栃木 宇都宮市 1914年創業 (大正3年)

栃木県中部で県庁所在地の宇都宮市は、関東平野中北部に位置する北関東最大の都市。古くは池辺郡と称し、上代に蝦夷平定で訪れ土地の開祖とされる豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)を祀った社が鏡ヶ池畔に建立され、平安後期には“宇津(都)宮大明神”として祭祀され、この宇都宮二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)の鳥居前町として栄えました。地名由来には諸説ありますが“宇津(都)宮大明神”由来説が通説。米・苺・トマト・梨等の農産物も豊富で、レモン牛乳(商品名レモン)等の名物や“サガンボ(アブラツノザメ)”・“モロ(ネズミザメ)”の鮫料理等の郷土料理もあり、特に昭和の戦後に第14師団復員兵の店から広まったとされる“餃子(宇都宮餃子)”で全国に名高く、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが点在しています。

1914年創業、初代横綱・明石志賀之助にちなんだどら焼きが名物 美月堂

馬場町二荒山神社前のバス停から徒歩5分ほど、JR宇都宮駅から徒歩20分ほどの場所 いちょう通り沿いに店を構える御菓子司 美月堂。1914年、栃木の塩谷出身が宇都宮で創業した和菓子店です。元々の創業場所は現在より少し北側にあったそうですが、いちょう通りの拡幅で少し場所を移動されたそうです。名物は江戸時代に初代横綱となった宇都宮出身の英雄・明石志賀之助に因む「横綱どら焼 明石太鼓」で、厚生労働大臣賞を受けた看板商品です。ちなみに明石志賀之助は実在が不詳な部分はありますが、日本相撲協会が初代横綱と認定されています。四十八手を考案した人物とも言われ伝説的な力士の1人です。と、美月堂さんに話を戻すと、現在は3代目、4代目が共同で、手仕事の菓子作りを続けていらっしゃいます。

という、美月堂さんの外観です。角地にあるキュッとまとまった店舗です。
店内に入りました。ショーケースにお菓子が並んでいます。右には明石志賀之助の絵も飾られていますね。

ということで、横綱どら焼 明石太鼓を購入しました。 取り出した図です。ビッグサイズなわけではないですが、適度なずっしり感があって食べ応えがあります。

和菓子店はその土地の地理や歴史を知るきっかけになることがあります。お菓子のモチーフや名称に使われることが多いです。今回も明石志賀之助のことを知ることができました。地元のヒーローのことを、お菓子というパッケージに載せて伝え続けるって素敵な話ですよね。

——美月堂 基本情報———-
〇創業年  1914年創業 (大正3年)
〇営業時間
・8:30 – 18:30
※日曜日 定休日
〇住所
栃木県宇都宮市中央2丁目2−7
(食べログ) ⇒ 美月堂 – 東武宇都宮/和菓子 | 食べログ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です