神茂(かんも)の練り物・はんぺんは、繊細で超美味い! / 東京 日本橋室町 1688年創業 (元禄元年)

江戸時代初期から開発が進み、京都・室町に町名を由来するとされる日本橋室町。魚市場発祥の地でもあり、呉服問屋などが店を構えた江戸最大の大繁華街でした。大小の企業が立地するビジネス街の中に、老舗の飲食店や商店が数多く残っております。

1688年創業、江戸の地ではんぺん・蒲鉾を作り続ける 神茂(かんも)

三越駅前から徒歩2分、日本橋駅・新日本橋駅から徒歩5分ほどの場所にある 神茂(かんも)。1688年(元禄元年)に、5代目神崎屋新右衛門氏が蒲鉾・はんぺんを販売するお店を創業され、その年を創業年とされています。ルーツはさらに古く、初代となる神崎屋長次郎氏は1656年(明暦2年)に関西から江戸に出て漁業に従事されていたそうです。その歴史がきちんと残されていること自体も、物凄いことですよね。

という神茂(かんも)さんの外観はこちら。外からディスプレイの様子が見える、練り物好きには堪らない外観です。 店舗に入りました。練り物系がズラリ。ちくわぶとかも美味しそうだなぁ(ちくわぶは小麦粉なので練り物でないですがw)。 こちらは揚げもの系。やばい、絶対美味い顔してる。 名物のはんぺんも発見。これはマストバイなのです。
ということでいくつか買ってきました。Foodist Linkのタイガシェフの元に持ち込みです。 まずははんぺん。この白い美しさよ。 揚げもの系を2種類。美味そうだなぁ。

もう一つの名物海老しゅうまい。食べる前から美味いと分かるこのクオリティ…!
まずは上揚しろ、をシンプルに焼いてもらいました。火が入ることで魚の旨みが底上げされる感じがあって物凄く美味しい。なんというか上品! こちらはがんも。これもさっと火を通したのみ。このクオリティの練り物は、そのまま食べるのが一番美味い!

そしてはんぺん。こちらも焼いて食べました。甘いし美味い!口の中でとろける。これははんぺんを食べたことのない外国人の人に食べてもらいたい。この味とこの食感、絶対ビックリするよね! 最後に海老しゅうまい。海老の甘みが隅々までいきわたる最高のやつ。これは常食にしたい。家の近くで買えるようになって欲しい…。

私は練り物が大好きなので、色んな土地の練り物を食べていますが、神茂さんの練り物は、なんというか「上品!」って感じがしました。油もさらっとしていて。重ねてきた歴史が成せる技なのか、それとも素材の違いなのかはわかりませんが、とにかく上品で美味い。今度は冬にかっておでんだな。

———日本橋 神茂 基本情報———-
〇創業年 1688年創業 / 元禄元年創業
〇営業時間
・平日10:00~18:00
・土曜10:00~17:00
※日曜・祝日 定休日
〇住所
東京都中央区日本橋室町1-11-8
(公式サイト)⇒日本橋 神茂(かんも)

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