コトヨ醤油から笹神延喜・笹神喜昜・コトヨ和院 / 新潟 阿賀野市 1848年創業 (嘉永元年)

新潟県北東部(下越<かえつ>地方)で阿賀野川右岸(阿賀北地域)の阿賀野(あがの)市は、江戸時代は幕府直轄領(水原代官所支配)で、2004年(平成16年)北蒲原郡安田町・水原(すいばら)町・京ヶ瀬村・笹神(ささかみ)村の合併で発足し、阿賀野川流域であることから市名となりました。江戸期以来盛んな安田瓦・庵地焼(あんちやき、陶器)・三角達磨(郷土玩具)・笹神産こしひかり・川上豆腐・三角揚げ・糀食品(塩糀・味噌・甘酒・味噌漬等)・郷土菓子や銘菓(笹団子・翁椿餅・白鳥の卵・五頭のようかんさま等)・ヤスダヨーグルト・阿賀のちゃんちゃんふりかけ・清酒等の特産品・名物があり、市内には料理店・和菓子店・食品店・酒蔵・旅館などの老舗がそれぞれ複数残っています。

1848年創業、杉桶での醤油造りを続ける コトヨ醤油

ささかみ農協前のバス停から徒歩8分ほど、水原駅から車で10分前後の場所にある コトヨ醤油。1848年(嘉永元年)に創業された醤油の蔵元で、当主は代々・小林豊次郎を襲名されています。昔ながらの杉桶での醤油造りを続けられている同社は、笹神延喜(ささかみえんぎ)、笹神喜昜(ささかみきあげ)、コトヨ和院(ことよわいん)といった、名称にもこだわった各種お醤油を造られています。

ということで、上述の3銘柄が入ったセットを購入しました。
パッケージ裏側です。笹神喜昜が濃口醤油で爽やかな甘みと程よい酸味が特徴、笹神延喜が長期熟成の濃口醤油で深みのある味、コトヨ和院が白ワインを隠し味にした出汁醤油となります。だからワイン!
3本並べた図です。

一番の売れ筋がこちらの笹神延喜(ささかみえんぎ)。長期熟成系はコッテリしすぎてるケースもあるのですが、一般的なお醤油として使えるとろみだけれど濃厚な旨味があります。 こちらはコトヨ和院、ワイン配合ってどんな味だろう、と思いましたが、言われないとわからない隠し味程度で、出汁の輪郭がはっきりわかり美味しかったです。 並べた図です。こうみると笹神喜昜(ささかみきあげ)のほが色は濃いめに見えますね。 良い醤油を味比べすると、食欲が増しますよね。今回の味比べがまさにそんな感じでした。やっぱりきちんと造られたお醤油って本当に美味しい!
こだわりの名称、ワインの配合等、他にない商品名もとても興味深いので、新潟訪問時には是非お話をお伺いしたいです。いきたい場所がどんどん増えていくなぁw。

↓コトヨ醤油のお試しセットは、楽天でお取り寄せ出来ますよ。

 

—— コトヨ醤油 基本情報———-
〇創業年 1848年創業 / 嘉永元年創業
〇営業時間
・8:30~17:00
※日曜日、祭日、第2・4土曜日 定休日
〇住所
新潟県阿賀野市笹岡1119
(公式サイト)⇨ こだわりのしょう油の製造・販売 | コトヨ醤油 醸造元

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