新潟県中央部の小千谷(おぢや)市は、市南東部から北東部に流れる信濃川の大規模河岸段丘が特徴で長岡市のベッドタウンでもあります。地名には、“おち”(沢が落ち合う場所・低湿地)転訛説・市内を流れる茶郷川流域にあった“千屋郷(千谷郷、ちやごう)”の支村“小千谷”由来説等があります。小千谷縮(麻織物)・小千谷仏壇・正四尺玉(せいよんしゃくだま、打上花火玉)・錦鯉養殖等の伝統産業で知られ、こしひかり・西瓜・タカミメロン・米菓・清酒等の特産品や“へぎそば”・羊羹等の名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。
1921年創業、綿の打ち直し業から蕎麦屋へと転身した わたや
小千谷駅から徒歩25分ほど、車で7分前後の場所にある わたや。正確な創業年はわからないそうですが、少なくとも1921年(大正10年)には現在につながるご商売を始められていたとのことです。元々は綿の打ち直しなどを生業にしており、屋号を綿屋としており、それがそのまま店名・わたやとなったそうです。
という、わたやさんからは”へぎそば”を購入しました。小麦の代わりに布海苔(ふのり)を使うのが特徴です。小千谷市を含む魚沼地方の名物になります。
パッケージ裏側です。茹で方等は普通のお蕎麦と変わらないですね。
茹でた図です。専用容器がないのでお皿で失礼します。少し緑がかった色が特徴ですよね。ツルッとした喉越しも好きです。
アップで。光の関係で、こっちだとあんまり緑に見えないですね。
へぎそばが布海苔をつなぎに、は知っていたのですが、へぎ=布海苔の俗称か何か、だと思い込んでいました。へぎ=片木で、お蕎麦を載せている特徴的な四角いあの容器の名称だったのですね。勘違いしていてスミマセン…。へぎそばは東京でしか食べたことがないので、本場に食べにいきたい!
↓わたやさんのへぎそばは、楽天でもお取り寄せ出来ますよ。
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—— わたや 基本情報———-
〇創業年 1921年創業 / 大正10年創業
〇営業時間
・平日11:00~15:00(LO14:30)
・土日祝10:45~20:00(LO19:30
※月曜日 定休日
〇住所
新潟県小千谷市本町2-3-34
(公式サイト)⇒ わたや- 新潟・小千谷で創業100年の老舗へぎそば屋