井筒家で、ネギ入りの黄色いカレー / 石川 金沢市 明治時代創業 (1900年代創業)

石川県庁所在地の金沢市は、江戸時代は加賀・能登・越中の三国を治めた加賀藩(102万5千石)前田家の城下町として繁栄。金沢の地名は、芋掘り藤五郎が山芋洗いの際に砂金が出た“金洗いの沢”(“金城霊澤”、兼六園内の金沢神社隣の泉)に由来するとされています。加賀野菜・鰤・ズワイガニ(雌は香箱ガニ)・清酒等の県特産食品を始め、治部煮・かぶら寿司・ごり料理・笹寿司・金沢おでん等の加賀料理・郷土食や各種和菓子等の食・菓子文化も豊かで、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。

明治時代創業、麺類中心の定食屋を営む 井筒家

片町のバス停から徒歩7分ほど、金沢駅から車で12分前後の場所にある 井筒家。詳しい創業年はわからないそうですが、明治時代後期には創業されており、100年を超える歴史を持つ老舗定食屋さんです。そば・うどん・中華麺といった各種麺類と、定食メニュー、そしてカレーがラインナップされています。食べたいもの絶対見つかる系のお店ですね。

という、井筒家さんの外観です。麺るい、と平仮名になっているの珍しいな。

こちら店頭のディスプレイ。上段にカツ丼、カツカレー、オムライス、下段に天ぷら蕎麦と、鍋焼きうどん。全部美味しそうすぎて困るんですけど。

店内に入りました。昔ながらの定食屋感があります。

たまたま流れていたのは、孤独のグルメ。雰囲気と合いすぎる番組ですね。

そして、メニュー表です。こちらは、うどん・中華麺・皿物・定食セットです。

こちらは、そばとカレー、ラーメンが中心ですね。

で、今回は和風ねぎカレーをオーダーしました。まずはサラダが運ばれてきます。このオレンジの箸袋が華やかで良いですね。

サラダをアップで。老舗巡りすると、野菜不足になることもあるので助かります。

で、やってきたのがこちらの和風ねぎカレーです。黄色がかったカレーって久しぶりで良いな。蕎麦汁の出汁の味がパリッと利いていていわゆる蕎麦屋のカレー感がとても良い。これはまた食べたいな。

金沢は独自のカレー文化があることで知られていますが、井筒屋さんもその暦日に組み込まれている存在だったりするのでしょうか。今回の和風ねぎカレーは金沢カレーと全く違う方向性のものですが、ディスプレイにあったカツカレーはアルマイトの銀の皿に入っていて、金沢カレーの流れを感じます。この辺りもいつか深掘りしたいですねぇ。

———井筒家 基本情報———-
〇創業年 明治時代創業 (1900年代創業)
〇営業時間
・11:00 – 15:30
・17:30 – 21:00
※水曜日 定休日
〇住所
石川県金沢市新竪町3-65
(食べログ)⇒ 井筒家 – 野町/うどん | 食べログ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です