直源醤油の、だしつゆ源ちゃん & 金沢らー油 / 石川 金沢市 1825年創業 (文政8年)

石川県庁所在地の金沢市は、江戸時代は加賀・能登・越中の三国を治めた加賀藩(102万5千石)前田家の城下町として繁栄。金沢の地名は、芋掘り藤五郎が山芋洗いの際に砂金が出た“金洗いの沢”(“金城霊澤”、兼六園内の金沢神社隣の泉)に由来するとされています。加賀野菜・鰤・ズワイガニ(雌は香箱ガニ)・清酒等の県特産食品を始め、治部煮・かぶら寿司・ごり料理・笹寿司・金沢おでん等の加賀料理・郷土食や各種和菓子等の食・菓子文化も豊かで、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。

1825年創業、大野醤油を今に伝える 直源醤油

桂町東のバス停から徒歩5分ほど、金沢駅から車で20分程度の場所にある 直源醤油。金沢市の大野町は元和年間(1615〜1623)に前田利常の命により、紀州(和歌山)から醤油の醸造技術を持ち帰られた場所。この地で生まれた醤油を大野醤油と呼び、そのうちの1社が1825年(文政8年)に直江屋源兵衛氏が創業した直源醤油さんとなります。

という、直源醤油さんの外観です。昔ながらの蔵っぽい場所をお店にされています。

入り口を入ると看板が立っています。

こちらが看板をアップで。醤油の産地・大野の説明です。5大生産地は、和歌山の湯浅・千葉の野田・兵庫の龍野・香川の小豆島となります。北前船が運んだ麦と大豆、能登の塩があったからこそ、作れたのですね。

という、直源醤油さんの店内です。本当に多くの商品があってウキウキしました。

という、直源醤油さんで だしつゆ源ちゃんを購入しました。金沢の家庭の味と言えるぐらい普及しているのだとか。

アップでどうぞ。昆布のうまみたっぷり!とあるのが北陸らしくて良いですね。

パッケージ裏側です。出汁的には、雑節(鰹節以外の節)・昆布・焼きあご・むろあじ・煮干しだしが入っています。

という、だしつゆ源ちゃんを出しました。旨味と甘みが強くて好みの味です。

別の機会では直源醤油さんの金沢らー油を購入しています。金沢高尾台レストラン・MEGUのオーナーシェフのオリジナルレシピで開発されたラー油です。

パッケージ裏側です。生姜・ウコン・シナモン・山椒あたりが珍しい材料でしょうか。 出して見た図。辛味あるラー油の後にシナモンの爽やかさがやってくる不思議な味。ドレッシングにすると洋風な感じになって美味しかったです。

日本の5大醤油産地の1つ、金沢市大野を知ったきっかけは以前に直源醤油さんのお醤油を購入させて頂いたことでした。商品を通じて、和歌山から石川へと醤油が伝わった歴史が知れるって良いですよね。今回の旅で大野でも色々と回れましたが、まだまだ掘り下げられそうなお店が沢山あったので、また訪問したいです。

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———直源醤油 基本情報———-
〇創業年 1825年創業 / 文政8年創業
〇営業時間
・10:00-17:00
※水曜日 定休日
〇住所
石川県金沢市大野町4-16
(公式サイト)⇒ 直源醤油 株式会社 – 金沢・大野にある丸大豆醤油の製造販売会社

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