花菱商店の、グルメさま限定3種ブレンド無添加のりかつおが美味しかった ! / 徳島 徳島市 1924年創業 (大正13年)

徳島県の県庁所在地である徳島市は、江戸時代は蜂須賀氏の徳島藩の城下町。1585年(天正13年)に藩祖・蜂須賀家政(正勝・通称小六の子)が渭津(いつ)の地に築城した際に命名した徳島は、立地する吉野川河口三角州の“島”に縁起良い“徳”を冠した地名。江戸期から明治までは特産の藍や木材の集散地として栄えた商業都市であり、古くから木材業や家具などの木工業も盛んでした。江戸中期から阿波和三盆糖の生産を始め薩摩・讃岐と並ぶ砂糖の一大産地となり、今も残る阿波ういろ・滝の焼餅等の伝統菓子を生み出しました。毎年8月開催の阿波踊りには全国から多数の見物客が訪れ、眉山がそびえたち138の川が流れる市内には、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。

1924年創業、近海の厳選された原料で削り節を作り続ける 花菱商店

徳島駅から徒歩20分程度、車で5分強の場所にある 花菱商店。1924年(大正13年)に創業された削り節の専門店です。鰹節という食品は室町時代に誕生したそうですが、削り節が工業的に作られるようになったのは大正初期のこと。その中心地が愛媛県伊予市だったそうで、今も伊予市に大手削り節業者が多いのはその結果なのだとか。花菱商店さんは、鰹節の生産地である高知県、イワシ節・サバ節の生産地である愛媛県に近かったことから、安価で質の良い削り節が手に入れられたそうです。

という花菱商店さんの外観。削節工場の直売店なのです。 店内に入りました。沢山の種類の削り節が販売されています。全部食べてみたい…。

今回は厳選に厳選を重ねて、「グルメさま限定 三種ブレンド 無添加のりかつお」というふりかけを購入しました。 こちらがパッケージの裏側。瀬戸内の海苔、鹿児島の鰹節、徳島産のすじ青のりを使っているそう。
今回はシンプルにご飯にかけました。醤油を少し垂らして食べると、物凄く美味い。こ、これは最高のふりかけかもしれない…。

鰹節・削り節のお店も日本各地にありますが、各社さんが色々な商品を開発されているので、新商品を探しに行くのが楽しみでもあります。僕の中のヒット作だと、大和屋さんの”ごはんにかけるかつおぶし”が最高だったんですけど、同じぐらいのインパクトを今回の”グルメさま限定3種ブレンド無添加のりかつお”から感じました。これはリピートしたいぞ。どうか都内で買えますように…。

——- 花菱商店 基本情報———-
〇創業年 1924年創業 / 大正13年創業
〇営業時間
・9:00~16:00
※日・祝・お盆・お正月 定休日
〇住所
徳島県徳島市吉野本町6-14
(公式サイト)⇒ 創業大正13年 削節製造・乾物販売の(株)花菱商店

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