広島県東部で県南東端の福山市は、1916年発足の旧・福山市が1966年に旧・松永市と合併して現市となりました。元は蝙蝠(こうもり)山と称した福山城の地を“蝠”が“福”に通じるとして水野氏が福山と命名したのが地名由来です。下駄(全国生産8割)・琴(全国生産7割)・備後絣(日本三大絣)・畳表・デニム等の地場産品が多く、クワイ(全国生産8割)・グリーンアスパラガス・青大(巨大胡瓜)・葡萄・桃・杏・海産物やその加工品(鯛竹輪・ガス天等)・加工醤油・保命酒・とんど饅頭・本物そっくりスイーツ等の特産物・名物が豊富で、名勝・鞆の浦を望む市内には老舗の和洋菓子店・食品店などが残っています。
1872年創業、創業時から焼き続けられているカステーラが名物 菓福 大和屋
福山駅から徒歩7分ほどの場所にある 菓福 大和屋。1872年(明治5年)に創業した和菓子店です。名物は創業時から焼き続けられているカステーラ。レシピは創業以来引き継がれているもので、今は珍しくなった手焼きで作られたカステラとなります。またカステラ以外にも多種多様な和菓子・和洋菓子を作られています。
※ウェブサイト・看板ではカステーラ、購入商品は かすていら、と表記揺れがあるため、購入商品以外はカステーラと記載しています。
という、菓福 大和屋さん。看板には大和屋本店と記載があります(どちらが正式名称かわからないため、ウェブサイトに準拠し菓福 大和屋とこの記事では記載しています)。
看板です。カステラでなく、カステーラとあるのが良いですね。また福山名産の柚餅も作られています。 ディスプレイの様子です。お菓子がずらり。
何かお伺いするのを忘れましたが、宮内大臣から送られたものが掲示されていました。
で、今回はかすていらを買ってきました。1口サイズに切ってくれているのが嬉しいです。 中はこんな感じです。
大和屋さんの かすていらは、生地がややしっとり感があって美味しかったです。原材料と焼き方によるものだったりするのかな。
かすていら以外にもブランデーケーキ、柚餅といった名物があります。次回はそっち買いたいな。ブランデーケーキはサイズ感で購入を諦めた経緯があるので、次回はホームパーティーか何かと合わせて訪問したいです。
——-菓福 大和屋 基本情報———-
〇創業年 1872年創業 / 明治5年創業
〇営業時間
・8:30 – 18:00
※日曜日 定休日
〇住所
広島県福山市宝町6−8
(公式サイト)⇒ 菓福 大和屋|創業明治5年 広島県福山市の老舗菓子店