群馬県南部(中毛地域)で、利根川を隔てて埼玉県と接する伊勢崎(いせさき)市は、1040年(昭和15年)に佐波郡伊勢崎町及び2村合併で発足した旧市が、昭和から平成期の計8回の近隣町村等間での編入・転出・境界変更を経て2005年(平成17年)に現市となりました。1561年に由良成繁が赤石城を攻め落とし、赤石郷(利根川中流部北岸の中世地名)一部を伊勢神宮に寄進して伊勢宮を守護神として奉り、以来称された“伊勢の前(いせのさき)”から“伊勢の崎”/“伊勢崎”となったとされます。伊勢崎銘仙・白炭・竹炭・穀類・野菜(白菜・ほうれん草・トマト等)・熊笹茶・くま笹焼酎・銘菓(赤石最中・古文書最中・蜜月の宿等)・焼きまんじゅう・おっきりこみ・煮ぼうとう・いせざきもんじゃ等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・焼きまんじゅう店(複数)・茶舗・酒販店などが残っています。
1925年創業、ヤジショクの愛称で親しまれる 矢嶋食堂
新伊勢崎駅から徒歩11分ほど、伊勢崎駅から徒歩15分ほどの場所にある ヤジショクこと矢嶋食堂。1925年(大正14年)に創業した同店は、現在は3代目のご主人が腕を振るい、和洋中幅広いメニューを揃えられています。一番人気はハンバーグだそうですよ。
という、矢嶋食堂さんの外観。老舗店と聞かないと分からないであろう、綺麗でモダンな外装です。
12時過ぎに伺ったところ、店内で少し待つ形になりました。店内には昔のお写真も飾られていたので、それをみながら席が空くのを待ちます。
10分ほどで席に通されました。こちらがメニュー1枚目になります、一番上に書かれているYAJIMAのハンバーグ定食が一番人気なのだそう。もうこれを食べるしかない。
メニューその2、こちらは丼ものと、麺類のコーナーですね。
甘味と飲み物も充実しております。
ということで、今回はYAJIMAの半バーク定食をオーダー。中々のボリュームに見えます。
ハンバーグアップでどうぞ。これ、絶対美味しい子の顔だよね。
小鉢でひじきついてくるのもポイント高い。
帰り際、レジのところには巨人の往年の名選手等の写真が。伊勢崎で野球を教えた時に、矢嶋食堂さんに寄られたようです。
YAJIMAのハンバーグ定食、1000円ちょっとのお値段で、あの量とクオリティーはかなり嬉しいですね。地元にあったらちょくちょく通いそう。今度は揚げ物系や丼ものも頼んでみたいなぁ。
—— 矢嶋食堂 (Restaurant Yajima) 基本情報———-
〇創業年 1925年創業 / 大正14年創業
〇営業時間
・11:00~14:30(L.O.)
・17:30~21:30(L.O.)
※月曜日 定休日
〇住所
群馬県伊勢崎市本町19-8
(食べログ)⇒ 矢嶋食堂 (Restaurant Yajima) – 新伊勢崎/食堂 | 食べログ