田中屋分店の焼まんじゅうは2串が基本 / 群馬 伊勢崎市 江戸末期頃創業

群馬県南部(中毛地域)で、利根川を隔てて埼玉県と接する伊勢崎(いせさき)市は、1040年(昭和15年)に佐波郡伊勢崎町及び2村合併で発足した旧市が、昭和から平成期の計8回の近隣町村等間での編入・転出・境界変更を経て2005年(平成17年)に現市となりました。1561年に由良成繁が赤石城を攻め落とし、赤石郷(利根川中流部北岸の中世地名)一部を伊勢神宮に寄進して伊勢宮を守護神として奉り、以来称された“伊勢の前(いせのさき)”から“伊勢の崎”/“伊勢崎”となったとされます。伊勢崎銘仙・白炭・竹炭・穀類・野菜(白菜・ほうれん草・トマト等)・熊笹茶・くま笹焼酎・銘菓(赤石最中・古文書最中・蜜月の宿等)・焼きまんじゅう・おっきりこみ・煮ぼうとう・いせざきもんじゃ等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・焼きまんじゅう店(複数)・茶舗・酒販店などが残っています。

江戸末期頃創業、5代目が焼まんじゅうをオーダー毎に焼き上げる 田中屋分店

本町十字路のバス停から徒歩7分ほど、新伊勢崎駅から徒歩11分ほどの場所にある 田中屋分店。詳しい創業年は分からないそうですが、江戸末期(1800年代)頃には創業が確認でき、現在のご主人で5代目とのことです。オーダー毎に焼き上げてくれるお店です。

という、田中屋分店さんの外観です。焼まんじゅう屋さんはレトロ外観が多いのです。

入り口の張り紙です。米麹を使った手作りのおまんじゅうは体に良いよ的なことが書かれています。

店内に入りました。こちらがメニュー表です。焼まんじゅう、あん入り焼まんじゅう、すまんじゅう、あん入りすまんじゅうの4つが基本です。

過去メディアに取り上げられた記事やキャプチャが貼ってありました。

という、田中屋分店さんの焼まんじゅうです。2串からオーダーできます。

あんまり変わらないですが、少し引きめの写真もどうぞ。

焼まんじゅうは、今回の伊勢崎&前橋訪問で色々食べ比べたのですが、まんじゅうの味&味噌の味がお店毎に異なるので、好みが分かれそうです。田中屋分店さんは、饅頭が中華まんの皮部分をさらに甘くした感じで、ちょっと辛めの味噌とのマッチングが最高でした。焼まんじゅう、美味しいなぁ。

—— 田中屋分店 基本情報———-
〇創業年 江戸末期頃創業
〇営業時間
・11:00 ~ 18:00
※月曜日 定休日、月曜日が祝日の場合営業し水曜日定休
〇住所
群馬県伊勢崎市八坂町543
(公式サイト)⇒ 田中屋分店

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