あめの俵屋の、じろバターめっちゃ美味しいよ / 石川 金沢市 1830年創業 (天保元年)

石川県庁所在地の金沢市は、江戸時代は加賀・能登・越中の三国を治めた加賀藩(102万5千石)前田家の城下町として繁栄。金沢の地名は、芋掘り藤五郎が山芋洗いの際に砂金が出た“金洗いの沢”(“金城霊澤”、兼六園内の金沢神社隣の泉)に由来するとされています。加賀野菜・鰤・ズワイガニ(雌は香箱ガニ)・清酒等の県特産食品を始め、治部煮・かぶら寿司・ごり料理・笹寿司・金沢おでん等の加賀料理・郷土食や各種和菓子等の食・菓子文化も豊かで、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。

1830年創業、金沢で最も古い飴屋 あめの俵屋

小橋町のバス停から徒歩1分ほど、金沢駅から徒歩18分ほどの場所にある あめの俵屋。1830年(天保元年)に、次右衛門氏が創業した飴屋です。次右衛門氏は母乳が出ず困っていた母親たちを見て、かわりとなる栄養価の高い食品はないかと考え、米と大麦で作った穀物の糖に辿り着き飴屋を始めたとされます。砂糖が日本で一般的になる前に生み出された、麦芽糖になります。

という、俵屋さんの本店外観です。このクラシカルさ、最高じゃないですか。

斜めから撮影した図。奥に見えるあれは…!(次にアップ写真あります)

ででん、自由軒さんの岡持ちが。金沢を代表する味同士はお客さん同士だったりするのかな。

店内に入りました。細長い、人数はそんなに入れいないお店で、一回で1グループしかお店に入れない形になっています。最近のヒット作は本店限定じろバターで、一人5個まで購入可能です。

他にもデザイン製に優れた悩んじゃないます。

今回は2つ購入してきました。その1が、飴ん子しろ。

米・もち米。大麦・小麦だけで作った麦芽糖の飴になります。

こんな感じで複数個入っています。

取り出した図です。麦芽糖の優しい甘さって、ときおり無性に食べたくなりますよね。

もう1つ購入したのが、俵屋のじろバター。

原材料は、米・バター・大麦で、麦芽糖にバターを混ぜ込んだ商品です。

開けるとこんな感じ。バターがふわっと香り、食べる前から美味しさを確信…!

トーストに塗って焼いて食べました。盛り付けがおしゃれなのは、Foodist Linkの大雅シェフにお願いしたからです。

このテカり具合の素晴らしさよ…!

じろバターの存在を知らずにお伺いし、本店限定!という言葉に惹かれて買ってきたのですが、近年食べた中で大ヒットと言えるぐらい美味しかったです。世の中は知らない食べ物に溢れている…。昔ながらの調味料を現代的な素材と合わせて美味しくできるのは素晴らしいですね。金沢行ったら絶対また買いに行きます…!

———あめの俵屋 基本情報———-
〇創業年 1830年創業 / 天保元年創業
〇営業時間
・9:00 – 17:30
※無休
〇住所
石川県金沢市小橋町2-4
(公式サイト)⇒ あめの俵屋 – のれんを守って百八十余年。お土産に、ご贈答に。

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