石川県庁所在地の金沢市は、江戸時代は加賀・能登・越中の三国を治めた加賀藩(102万5千石)前田家の城下町として繁栄。金沢の地名は、芋掘り藤五郎が山芋洗いの際に砂金が出た“金洗いの沢”(“金城霊澤”、兼六園内の金沢神社隣の泉)に由来するとされています。加賀野菜・鰤・ズワイガニ(雌は香箱ガニ)・清酒等の県特産食品を始め、治部煮・かぶら寿司・ごり料理・笹寿司・金沢おでん等の加賀料理・郷土食や各種和菓子等の食・菓子文化も豊かで、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。
1911年創業、熟練職人が作ったあんこが基本の和菓子店 村上
二万堂のバス停から徒歩2分ほど、金沢駅から車で16分前後の場所にある 和菓子 村上 本社店。1911年(明治44年)に創業された和菓子店です。金沢市内だけでカフェ含み7店舗、野々市市に1店舗、東京3店舗、横浜1店舗と多くの店舗を運営されています。昔ながらの手法を守りつつも、新しい商品開発にも積極的で、近年は わり氷と名付けた琥珀糖を積極的に販売されています。
という、村上さんの本社店の外観です。隣にガレージ風の本社があります。
店内に入りました。入り口には ふくさ餅が置かれていました。
そして、わり氷です。それぞれ綺麗で悩んじゃう。
今回はふくさ餅と、わり氷の2つを購入しました。
まずは、わり氷から。加賀棒茶味を購入しています。
取り出した図。寒天を固めた干菓子で、外側はかりっとしていますが、中はしっとりしています。ほうじ茶の優しい旨味と凄くマッチする味でした。
そして、ふくさ餅の黒糖味がこちら。
このあみあみの皮の中に、あんこが入っています。岡山銘菓・むらすゞめに若干似ていますね。
かち氷も、ふくさ餅もどちらも初めて食べましたが、どちらも優しい甘さと懐かしさがあって美味しかったです。おしゃれな見た目も良く日持ちもある程度するので、お土産にも良さそうですね。さすがお菓子王国金沢…!って気がしました。
———和菓子 村上 基本情報———-
〇創業年 1911年創業 / 明治44年創業
〇営業時間
・8:45 – 17:30
※無休 (1/1はお休み)
〇住所
石川県金沢市泉本町1-4
(公式サイト)⇒ 和菓子 村上 / TOPページ