塩竈銘菓・丹六園の志ほがま(しおがま) / 宮城 塩竈市 1720年頃創業 (享保5年)
宮城県ほぼ中央部で太平洋(仙台湾及びその内側の塩釜湾)に面し、松島湾と松島丘陵とに囲まれた塩竈(しおがま)市は…
続きを読む →宮城県ほぼ中央部で太平洋(仙台湾及びその内側の塩釜湾)に面し、松島湾と松島丘陵とに囲まれた塩竈(しおがま)市は、江戸時代は仙台藩領で、1941年(昭和16年)に宮城郡塩竈町から市となり、1949年(昭和24年)同郡多賀城村一部を、1950年(昭和25年)に同郡浦戸村を編入し、1996年(平成8年)に同郡利府町と境界変更して現市域となりました。塩釜湾(千賀ノ浦)は松島湾とほぼ一体化して多島嶼であり、市街地は埋立地が6割・丘陵地が4割です。地名はかつて国府津(こうづ、陸奥国府の港)とも称されましたが、鹽竈神社及び同境内の志波彦(しわひこ)神社の鳥居前町として栄えて“しおがま(塩竈・塩釜・鹽竈・鹽釜)”が定着しました。市名表記について市は鹽竈神社由来であり、炊飯用等の釜とは字義が異なり、かつて当地砂浜にも存在したとされる海水を煮て製塩する竈(かまど)の意味の塩竈を統一表記としながら塩釜の使用も認め、市公式サイトでも筆順付きで説明しています。塩釜港(第二種港湾)を擁し水産業が盛んで、生鮪水揚げ・魚肉練り製品(笹蒲鉾・板蒲鉾・はんぺん・薩摩揚等)生産は全国一で、塩鯖・塩竃の藻塩・味噌・醤油・清酒(浦霞等)・銘菓(生どらやき・志ほがま・長寿樂・鹽万壽等)等の特産品・名物があります。1平方㎞当たり及び人口当たりの寿司店数は全国で最多数で、市内には老舗の料理店・飲食店・和菓子店・和洋菓子店・食品店・醸造店(味噌・醤油・清酒)などが残っています。
宮城県ほぼ中央部で太平洋(仙台湾及びその内側の塩釜湾)に面し、松島湾と松島丘陵とに囲まれた塩竈(しおがま)市は…
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