両国 國技堂の、力士も手土産に使う”あんこあられ”の美味しさ / 東京 両国 1923年創業 (大正12年)

江戸時代初期に隅田川に架橋された大橋は、旧武蔵国と旧下総国とを結ぶことから両国橋と称されるようになりました。当時の両国は隅田川西側(現・中央区東日本橋)を多くは指し、東側の墨田区両国は向両国(むこうりょうごく)と称されていました。鼠小僧次郎吉など著名人の墓があり、近年はペット供養でも知られる両国回向院や赤穂浪士討入の吉良邸跡の区立本所松坂町公園等の名所旧跡が所在しています。隣接の墨田区横網に建つ両国国技館や都立江戸東京博物館が多くの人を集めるこの町にも、老舗の飲食店が残っています。

1923年創業、力士も手土産に使う”あんこあられ”の製造・販売を行う 両国 國技堂

両国駅から徒歩10分ほどの場所にある 両国 國技堂 。1923年(大正12年)に、フルーツ店として創業後、現在の和スイーツ店へと転業されました。きっかけは、名物の「あんこあられ」。大のあんこ好きだったご主人が、せんべいにあんこを乗せたところ美味しかったことから生まれたものだそうですよ。このあんこあられは、元横綱の千代の富士さんもお好きで、手土産に使っていたのだとか。

こちらが両国 國技堂さんの外観。外から見ても種類の多さが見て取れます。

こちらが店内の様子。名物のあんこあられや、カレーあられ等のおかき類が並んでいます。どれも旨そう!ちなみにあんこあられは、焼きと揚げの2種類あります。 今回は焼き・揚げの両方を買ってきました。まずは元祖の焼きから。こんな感じで、おかきの中にアンコが入っています。この甘じょっぱさはヤバいぐらい美味い!

そして揚げです。 揚げも美味い、というか、どっちも超美味い。

あんこあられ、言ってしまえば「アンコ×おかき」という割とシンプルな組み合わせなのですが、これが想像を超えるぐらい美味しくってビックリ。こういう甘じょっぱいお菓子って、甘さとしょっぱさが順番に来るから、一生食べられる気がしちゃいますよね。また良いものを発見したw

——-両国 國技堂 (コクギドウ) 基本情報———-
〇創業年 1923年創業 / 大正12年創業
〇営業時間
・10:00~20:00
※不定休
〇住所
東京都墨田区両国2-17-3
(食べログ)⇒ 両国 國技堂 (コクギドウ) – 両国/甘味処 [食べログ]

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